台風16号は日本列島の南方にあってゆっくり北上中。この後、向きを北東に変え、伊豆諸島を突っ切って日本の東海上に抜ける見込みだとか。関東地方には明後日(10月1日)に最も接近するらしい。
今日の関東には台風のいちばん外側の雲がわずかにかかったり、外れたり。
夕方には南の空の雲がピンクに染まっていました。
夜になり、午後8時現在、台風は紀伊半島の真南、北緯25度付近にあります。
気象衛星の画像を見てびっくりするのは「目」がやたらにでかいこと。四国の半分ぐらいあります。直径100キロぐらいあるのでは。
時速15キロで移動しているとなると、目の中の地点は6時間以上、暴風雨がとまり、青空が見えていることになります。
子どもの頃、一度だけ、台風の目が自宅上空を通過するという経験に恵まれ(?)ました。
それまでの嵐の音がピタリと途絶え、静かになったので、外へ出ると、青空がのぞき、陽が射してきました。
不思議な気分で空を眺めていましたが、やがて先ほどまでとは逆方向から風吹き始め、雨も混じって、嵐が再開しました。目の中にいたのは10分かそこらだったのではなかったでしょうか。
あんなことが何時間もつづくとは驚異的。凄い台風なんですねぇ。
どうか被害が出ませんように。