先日遅いランチを食べに愛宕のレストランShttp://www.tasaki-shinya.com/restaurant/restaurant.htmlに行った。地下鉄なら銀座線虎ノ門駅から歩いて7,8分。愛宕東急インの向かいである。レストランSは田崎真也さんが経営するフレンチのお店だが、この近所には同じく田崎さんが経営する和食処T(ティ)がある。正確に言うとTは愛宕神社の前にある。レストランSと和食処T。つまり田崎真也さんのイニシアルTとSを取って付けたのだろう。
ところで私のイニシアルはSとT。田崎さんとは苗字・名前のイニシアルが逆だが、頭文字がSとTであることには変わりないので妙な親近感を覚えていた。和食処Tには今年の初夏、愛宕神社の境内にシャガの花が咲く頃ワイフと食事に行った。店のコンセプトは良いのだが、現場のプロ精神が今一つ(例えばウエイターの人が自分がサーブしている料理の食材について知識がなさ過ぎる等)で、大きな感動は生まなかった。
さてレストランSには今回初めてちょっとした知り合いの女性とランチに出かけたのだが、食材の良さ・料理方法とともに店の雰囲気やウエイトレス(ソムリエと呼ぶべきか?)の知識・応対振りにも満足した。
ランチメニューの値段は@3,990円(税込み)で均一(ただし料理の選択によっては若干の追加料金あり)。前菜・メインから夫々一品選ぶ。平日の午後なのでレストランは空いていたので、聞きなれないメニューには質問を繰り返したが、きちんと対応してくれた。なお前菜もしっかりしたヴォリュームがあるのでこの値段はお値打ちというべきだろう。僕はグラスで白(リースニング)と赤(ピノ・ノワール)を一杯づづ飲んだが、そこそこの味だったと思う。
レストランの中は黒を基調としたインテリアで統一され雰囲気は落ち着いていて良好。トータルとして中々良いフレンチの店だと思った。