今度のネパール旅行に初めてカシオをプロトレック(3414)を持っていく。この時計はソーラー充電の電波時計だ。つまり日本にいる限り、まったくメインテナンスフリーなのだ。
ところがネパールに行くと現地時間に合わせる必要がある。ネパールと日本の時差は3時間15分だ(日本が早い)。
これまでのネパール旅行ではSuntoの登山用時計を使っていた。乾電池タイプで時計は手動で合わせるタイプなので、時刻の合わせ方は熟知していた。
ところがプロトレックに替えてから、時刻合わせをしたことがない。購入時についていたマニュアルも使わないので、どこかに埋もれてしまった。
そこでまずウエッブでプロトレックの取り扱い説明書を探したところこれは簡単に見つかり、PDFをダウンロードした。取り扱い説明書は100ページ以上ある。これをエバーノートに入れて持参することは簡単だが、薄暗い機内や空港の中で引っ張り出して、時刻合わせをするのか?と思うとうんざりする。
プロトレックには世界の主要都市の時刻表示に切り替える機能がついているが、操作は一度で覚えられるほど簡単ではない。
若い時だったら簡単に覚えたのだろうか?と少し心配になったが、気を取り直して自分でマニュアルを作ってみた。
5回も操作が必要なので、マニュアルがないと忘れてしまうと考える方が正解だろう。
ついでにマニュアルの高度補正機能の部分もクリップしてこちらはも念のためにエバーノートに入れておいた。
プロトレックのような登山時計は高度表示と磁石機能が登山に便利なので、使い始めたが現在は小型GPSに頼ることが多くなった。登山時計の高度は気圧測定をベースにしているが、GPSの高度は地形図ベースでより正確だからだ。
このためプロトレックの高度補正方法も忘れがちになっている。ただしネパールではGPSは役に立たないのでプロトレックを使う必要があるのだ。
非常に優れものの時計だが、便利すぎるものは、ユーザーをspoil(駄目にする)するのかもしれない。