金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

グーグルレンズがあれば僕はガイドになっていた?

2022年04月21日 | うんちく・小ネタ
グーグルレンズは花の名前を調べるのにとても便利なツールだ。

写真は近くの小さな公園で咲いていたトキワマンサクの花。スマートフォンをかざしてグーグルレンズで名前を見つけた。
もし20年前にこんな便利なツールがあれば僕はガイドになっていたと思う。何故ならお客から山に咲く花の名前を聞かれた時答えられないのが嫌でガイドになることを止めたからだ。

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4%ルールの提唱者、今は仲間とトランプゲームでつつましく過ごす

2022年04月21日 | 投資
 WSJに4%のルールの提唱者ビル・ベンゲン氏が数十年ぶりのインフレや株価が高値圏にあることを考慮して、4%を少し引き下げることを推奨しているという記事が出ていた。
 4%ルールというのは、退職した人は最初の1年に保有する金融資産の4%を引き出して生活費に充て、それを繰り返いしていけば生涯資産を枯渇させないというものだ。
 このルールは1994年に提唱されたもので、その時ベンゲン氏が想定していたポートフォリオは米国大型株55%、中期国債45%だった。その後実証研究により、非課税口座を利用する場合の引き出し可能率は4.5%に、課税口座の場合は4.1%に修正された。
 細かい計算は別としてもしポートフォリオを4%以上で運用し続けることが可能であれば、資産残高はほとんど減らないことは直感的に分かる。なおこれはインフレを考えない場合の話でインフレが進行すると資産価値が目減りするので退職金をプールしたアカウントからの年間の引き出し額を減らす必要がでてくる。
ベンゲン氏は「私は9年前に退職したので、多分安全圏にいると思う。しかし私には長い老後があるので、今我々が直面している色々な脅威には敏感にならざるを得ない」という趣旨の発言をしていた(この部分は少し意訳している)。
 またベンゲン氏は「自分はそんなに外食にも行かないし、沢山旅行もしない。私は友人とトランプゲームを楽しんでいる」と述べていた。
 

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