金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

GWに中央線チケットレスサービスを使ってみることにしました

2022年04月01日 | 旅行
 今度のGWには乗鞍方面に出かける予定ですが、高速道路の渋滞に巻き込まれるのが嫌なのでJRで行くことにして今日事前予約を行いました。
 コロナウイルス感染防止対策でJR東日本の在来線特急に乗る機会がなかったのでえきねっとのチケットレスサービスを使うのは初めてです。
 申し込みは簡単でしたが、ちょっと不安が残っているのは、紙のチケットの代わりに何がどのように送られてくるのか分からない点です。
 乗る予定の列車は1カ月+数日先なのでまだ申込の段階で予約は確定していません。予約が確定するとメールか何かで連絡があるのだろうと思っています。
 JR東日本の案内動画を見ても何が届き、改札口では何を見せる(あるいはタッチするだけ?)のかの説明はありませんでした。
 折角説明動画を作るなら改札口まで案内して欲しかったなぁ・・・・
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鎌倉巡りの準備はマイマップ作りから

2022年04月01日 | デジタル・インターネット
 NHK大河ドラマファンの中には鎌倉巡りを計画されている人も多いと思います。私も時期は決めていませんが、大河ドラマにちなむ史跡を中心に鎌倉を歩いてみたいと思っています。
 そんな時ふと近所の図書館で見つけた本が「北条義時の足跡をたどる旅」(東京ニュース通信社発行1,500円)でした。
 鎌倉には鶴岡八幡宮や円覚寺を初めとして何回か訪れたことはあるのですが、土地勘が乏しく、線のつながりがありません。
 そこでこの本の情報をベースに訪問候補先を地図にプロットして、歩くコースを企画してみることにしました。
 企画の土台になるのは、Googleのマイマップで、マイマップにプロットするデータはエクセルで作ることにしました。
 マイマップというのは簡易なGIS(地理情報システム)で、住所や緯度経度で指定した場所に名称やコメントなどの情報を埋め込むことができるシステムです。
① まずエクセルに名所旧跡の名称・所在・ポイントなどを記入しました。

②次にGoogle mapからマイマップを開きます。

③マイマップに①で作成したエクセルを取り込みます。そうすると名所旧跡が地図上にプロットされます。

④次に回りたい順にルートを作成します。

これで自分なりの鎌倉巡りのルートマップができました。
マイマップには距離を測る機能もついていますから、歩行距離を見ながら計画の変更や修正を行います。
こんなことをしていると結構時間がかかりました。
でも旅特に歴史的なモニュメントを巡るような旅では準備そのものが結構楽しいものです。マップが先行しましたが、北条義時や承久の変などについてもっと本を読んでみたいと考えています。
そこで得た情報などもマイマップに追加しデータを蓄積することが可能です。
歴史を巡る旅のスタート点としてマイマップは役に立つと思いますよ。
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過去2年で最悪の四半期が終わった

2022年04月01日 | 投資
 昨日終わった今年(2022年)の第1四半期の米国株式のパフォーマンスは過去2年間で最悪だった。悪いパフォーマンスを更に悪くしたのは最終日の昨日のパフォーマンスで、S&P500、ダウ、ナスダック揃ってマイナス1.5%超となった。
 この結果第1四半期を通しての成績は、S&P500が4.9%マイナス、ダウが4.6%マイナス、ナスダックは9.1%のマイナスとなった。もっとも我々のように日本から円を投入して米国株を購入した投資家は急速な円安ドル高でポートフォリオの時価が増加しているので、株価低迷の影響は体感しないが・・・・
 資産価値が低迷したのは株式だけではない。債券も四半期ベースではマイナス6%と1980年以降で最大級のロスをだした(ブルンバーグボンドインデックスベースの話)。
一方値上がりしたものは小麦などのコモディティ価格だった。これはロシアのウクライナ侵入の影響だ。コモディティ価格の上昇やサプライチェーンの混乱はインフレを加速させる。この四半期の物価上昇率は過去40年間で最高のペースになり、米連銀は政策金利の引き上げ加速でインフレ押さえ込みに取り組もうとしている。
 2年前のコロナ感染拡大時も最初は株価の急落で始まったが、その後の財政・金融政策で株価は急回復した。
 2年前に較べて現在の状況ははるかに見通しが悪い。ロシア・ウクライナ間の和平交渉の先行きは見えないし、中国ではコロナウイルス感染が拡大し、サプライチェーンの綻びが気になるところだ。
 このため株式、債券、コモディティなどほぼすべてのものの値動きが激しくなっている。つまりボラティリティが高まっているのだ。
 賢い投資家は、株や債券のリターンだけをみて投資しているのではない。
 投資をすることで取るリスクに較べてリターンが高いかどうかを判断して投資するかどうかを決めているのだ。
 その代表的な指標がシャープレシオ(トータルリターンから安全資産利子率を引き、標準偏差で割って算出)だ。つまり安全資産利子率が上昇したり、価格変動の標準偏差が上昇すると、トータルリターンが変わらなくてもシャープレシオは下がる。つまりボラティリティが高まると投資の物差しであるシャープレシオは低下するのだ。
 すべての投資家が理論通り動く訳ではないが、不確実性の高止まりが投資家の疑心暗鬼を生み、疑心暗鬼は色々なものの価格の激しい値動きにつながり、価格の激しい動きは投資家のリスクテイク意欲を減少させる。
 こう考えてくると最悪の四半期が終わったが、底を打った訳ではなく、これからしばらくボラティリティの高い相場が続くと考えた方が良いだろう。
 一方現在の相場を支えているのは、押し目買いをする投資家達だ。
 リスク回避をする投資家と優良銘柄が大きく値を下げた時を絶好の買い場として押し目買いをする投資家の綱引きがしばらく続くのだろう。

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