以前に較べて原稿を書くことが少なくなりましたので、当然プルーフリーディング(脱字誤字の修正・内容の明確化など)も減っています。
ただし原稿を書くことが少なくなったので、細かい間違いや表現のゆれはかえって増えているような気がします。
これは歳のせいで、集中力が衰えていることにも原因があるのかもしれませんが(笑)
少ない原稿の中で最近先月行ったネパール旅行の記事をNPO法人の会報に寄稿することになり、今日ようやくプルーフリーディングを終えて編集者に記事を送ることができました。
元々自分で書いたものを自分で読み返しても、間違いは読み飛ばしてしまうのであまり「校正効果」はあがらないと私は考えています。会社の仕事に関するものであれば、部下や秘書にプルーフリーディングを頼むことも可能でしょうが個人の作業となるとそういう訳にもいきません。
また英文の校正であればGramamarlyのようなソフトを使って文法的な間違いをチェックすることが可能ですが、日本語ソフトの文法チェック機能は緩くてあまり機能しないと私は見ています。
そんな中で私がプルーフリーディングに使っているのが、ワードの音声読み上げ機能です。ワードの音声読み上げは、人名などでは不自然な読み方をすることが多いのですが、長い文章を嫌がらずに(当たり前か?)に読んでくれるので、それなりに役に立ちます。
文章の仕上げに一手間かけてPCに音読させてみる、というのも悪くはないと思います。