今日まで2泊3日で高峰高原に学生時代の山仲間と遊びに行っていました。
メインのイベントは昨日の黒斑山登山と池の平湿原の散策でした。
最初の宿は高峰温泉でした。「日本秘湯を守る会」のメンバーであるこの温泉の良さは、温泉の湯質の良さに加えて宿の方々のホスピタリティの高さです。
例えば宿の中から野鳥を観察できるような餌台の設置や朝の野鳥観察会の実施など泊り客が楽しめる工夫が一杯あります。
この時期野鳥は少なく観察できたのはホシガラスとキジバトだけでした。
この日は9時5分に車坂峠の駐車場を出発し、表コースと呼ばれる尾根ルートを登りました。稜線(槍ケ鞘)到着は10時31分でした。
この時は浅間山には雲が垂れ込めていました。写真真ん中が登っていくトーミの頭でその右が浅間山です。
11時20分黒斑山(2,404m)到着。お昼ごはんを食べながら雲が晴れるの待っていると、雲が消えて浅間山の巨大な山体が現れました。
大満足です。
しばらく眺望を楽しんだ後、帰路は中コースを降りました。このコースは眺望はありませんが、歩きやすいので下りに利用するのが良いでしょう。
13時3分駐車場に戻りました。
その後車を池の平湿原駐車場に回して、湿原の周りを一周しました。
湿原の先には夏雲のような雲が浮かんでいました。
湿原の奥には鏡池という小さな池があります。池は東籠ノ登山2,228mを写しています。この湿原の縁の尾根にはコマクサの咲く場所があり、シーズンには多くのハイカーが来るようですが、この時期は閑散としていました。
湿原を吹き渡る風が心地よい静かな午後のひと時を満喫しました。
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