1月19日日曜日6時30分。日の出まで半時間ほどあるが、防寒体制を整えて山本小屋の外に出て望遠レンズで朝の雪景色を撮った。地平線がほのかに紅色に染まり始めている。
やがて富士山が姿を現した。
7時15分ごろ雲の上に朝日が昇った。
7時半に朝食。8時43分茶臼山(2006m)に向けて出発。美しの塔から左手に見える小高い丘が茶臼山だ。
トレースはかなり昨日の雪で消えている。まだ根雪になっていないところがあり、スノーシューの人は太ももまで沈むことがあった。
地図の黒〇が山本小屋で赤〇が茶臼山だ。
赤線が歩いたルートのGPS軌跡なのだが、赤い線は茶臼山の前で止まっている。
なぜかというと茶臼山の最後の登り(標高差約60m)がクロスカントリースキーでは登ることができなかったからである。手前の1957m峰と茶臼山の間のコルで私は止めたが、スノーシューチームの二人は見事に茶臼山を往復した。
写真は茶臼山から1957m峰に戻ってくる二人。
写真は私が借りたクロスカントリースキー(クロカン)の板だ。写真ではわからないが、スキー板の裏には細かい鱗があり、多少の傾斜は登ることができるが、急斜面を登ることはできない。茶臼山はクロカン の対象外の山だったのだ。
11時28分山本小屋帰着。3時間弱の雪遊びは無事終わった。12時に昼食を頂き、その後山本小屋の温泉で冷えた体を温め、13時30分の送りの車を待った。
小屋の外ではスノーモービルのエンジン音が響いていた。これもまた雪遊びのツールだ。14時30分下諏訪駅到着。自宅に戻ったのは、大相撲の横綱戦の少し前だった。
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