金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

厳冬の美ヶ原~山本小屋から王ケ頭往復

2014年01月20日 | 

1月18日土曜日。あずさ3号は定刻より少し遅れて10時7,8分に下諏訪に到着した。八王子から間違って特急に乗車したセンター試験の受験生を相模湖駅で臨時下車させたためだった。10時半には名古屋からのSさん、Kさんも下諏訪に到着。今夜泊まる美ヶ原・山本小屋の迎えの車で美ヶ原に向けて出発。冬季はビーナスラインは閉鎖されているので、中仙道・和田宿を回る道で美ヶ原に向かった。途中運転手さんが「あそこに鹿がいる」「こっちにカモシカの子供がいる」と時々車を止めて教えてくれた。カメラを入れたザックをトランクに置いていたので写真は撮れず。

11時45分ごろ山本小屋到着。厳冬期も週末は宿泊客が賑わうといわれている山本小屋だがこの日は閑散としていた。宿泊者は我々3名ともう一組2名だった。カレーライスの昼食を食べた後、Sさん、Kさんはスノーシュー、私は小屋で借りたクロスカントリースキーで王ケ頭を往復することにした。目標は王ケ頭ホテルの喫茶店でコーヒーを飲むことだ。

Map1

地図右の黒〇が山本小屋、地図左の赤〇が美ヶ原の最高点王ケ頭だ。青い線が往路のルートで緑の線が復路のルートだ。

山本小屋出発は12時46分。往路は美しの塔から直線的に王ケ頭を目指し、焼山沢川の最上部を横断した。写真は焼山沢川の最上部を降るスノーシュー組。

Snowsanctuary2

このルートはスノーシューには手頃なのだが、登り傾斜に弱いクロスカントリースキーには手ごわいコースだった。樹林帯の中でキックターンを繰り返しながらようやく尾根筋にでたのは13時44分。1時間かかった。13時58分王ケ頭ホテル到着。計画通りコーヒーを飲んでからホテルからほど近い最高点を往復した。

Peak

 

14時19分山本小屋目指して出発。帰りは少し距離は長くなるが高低差の少ない夏道に近いルートを選んだ。一面の雪原だからどこを歩いても良いので気持ちが良い。

Snowsanctuary3

途中スノーシューで歩く若い男女3人に会った。プラスチックの大きなシャモジのような板をぶらさげている。聞くとそれに乗って滑るそうだが、雪がふかふか過ぎて沈んでしまうということだった。後ろの山は左が蓼科山 でその右が北八ヶ岳連峰だ。

13時10分美しの塔まで戻ってきた。

Snowmobile

王ケ頭ホテルから美しの塔を往復する雪上車が時々走ってきた。雪上車には美ヶ原の雪景色を車上鑑賞する観光客があふれていた。

冬の美ヶ原はいろいろな楽しみ方を提供してくれる。スノーシュートレックあり、クロスカントリースキーあり、スノーモービルあり、雪上車でのイージーツアーあり、写真撮影ありと色々だ。美ヶ原は雪のプレイグラウンドだ。

15時16分山本小屋帰着。帰りはゆっくり休みを入れても、1時間以内で戻ることができた。クロスカントリースキーは楽なコース取りをすると歩くよりもかなり早い。手前味噌な言い方をすると数ある冬の美ヶ原の楽しみ方の一つの王道はクロスカントリースキーである。

だがそのクロスカントリースキーで翌日は苦しみことになった。その話は次のブログで。

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