金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

紅葉の北岳・間ノ岳を登る(1)草滑りから北岳へ

2014年09月29日 | 

9月26日金曜日午前9時過ぎにあずさ3号で甲府駅に到着。今回のメンバーは室町山の会の精鋭Uさん・Sさんの二人だ。広河原行のバスの出発時刻は10時なので、単独行の青年と4人でタクシーに乗った。運転手さんに一人3千円でお願いする。バスは1,950円なので悪いdealではない。11時前に広河原到着。登山届を出して、11時9分広河原出発。

Kitadakeasa

これから登る北岳が蒼天の下に屹立している。

大樺沢沿いの道を登っていくと鳳凰三山に連なる山が見えてきた。写真は高嶺あたりだろう。

Takamine

14時二股到着。14時30分白根御池小屋到着。

Oike

担ぎ上げた2リットルの赤ワイン、梅酒、焼酎などでさっそく酒盛り開始。

2006年に建て替えらえた御池小屋は綺麗で感じの良い小屋である。先週の鳳凰小屋とは違い夜も暖かくゆっくり寝ることができた。なお暖かかったのは小屋の設備の違いだけではなく、今週の方が気温そのものも高かったようだ。

9月27日土曜日快晴。

Butttlesmoring

北岳に朝日が当たる中、次々のパーティが出発していく。我々が出発したのは少し遅めの5時54分だ。草すべりという急登の道は高度が稼げて気持ちが良い。途中骨折した人を見た。このルートは北岳に登るルートの中では一番楽だ、と思うが油断は大敵だ(後程稜線から見るとヘリで搬送したようだ)。

7時55分稜線(小太郎尾根)到着。

Yatugatake

八ヶ岳が雲海の上にそびえていた。肩の小屋に向かう途中岩ひばりが先導してくれる。人懐っこく割と近くまで接近できた。

Iwahibari

8時49分肩の小屋到着。ここから北岳山頂は近いが、急に鼻がグズグズしだした。軽いアレルギー性鼻炎なのだろう。鼻が詰まると鼻呼吸がしにくく少し歩行ペースが落ちた。9時56分頂上到着。

Peak

360度の絶景である。先週に引き続きこの日も南アルプスから遠く北アルプスの峰々を見ることができた。

先週登った地蔵岳はかなり低く見えた。

Jizoufromkita

仙丈ケ岳のカールが立派だ。その左手奥には御嶽山の頂上が見えた。

Sennjyougatake

御嶽山の爆発はこの1時間後位のことだった、と後程知った。世の中一寸先は分らない。

北岳頂上から北岳山荘へ下る道は足場の悪いところがあり、登ってきたルートよりは手間がかかった。

Kitadakekudari

10時55分北岳小屋到着。すぐにチェックインを済ませた。「今日は布団1枚に二人で寝てもらうかもしれません」と受付の人が言う(ただし我々は実際のところは一人1枚の布団で寝ることができた。山小屋は早めのチェックインにこしたことはない)。

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