金融そして時々山

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使い勝手が悪すぎる図書館のオンライン予約システム

2013年07月01日 | デジタル・インターネット

1年ほど前から公立図書館(西東京市図書館)の予約システムを使って、読みたい本を予約して借りている。これは市内に7つある図書館の蔵書の中から該当する本を見つけ出し、指定した図書館にデリバリーしてくれ、デリバリーが完了するとあらかじめ登録しておいた電子メールに連絡が入るという仕組みである。

便利な住民サービスなのだが、使い勝手が悪すぎるところが二つある。

第一は一つの本を借りるたびに「10桁のID番号とパスワードを入力し直す」必要がある点だ。たとえば本の「タイトル」を「アベノミクス」として検索をかけると20冊近い本がリストアップされる。その中の1冊を指定して予約し、同じ「アベノミクス」で次の本を探そうとするとまたIDから入れなおさなければならない。

どうしてこんな不便なことをするのだろうか?考えられる理由は二つである。一つは「できるだけ多くの人が本を借りられるように、検索→予約の手間がかかるようにして、沢山予約しようとする人をdiscourageさせる」狙い。もう一つは「システム設計者がユーザの利便性を考慮していない」ことだ。

次に不便なことは「借りたい本が準備できた時の連絡方法の指定欄で『通知しない』がデフォルト設定されている」ことである。

予約した本が何時指定した図書館に届くかは分からない(貸出中の本が多いので、何時返却されるか分からないから)ので、本が届いた時に「電子メールで連絡を受ける」ことを希望する人が圧倒的に多いと思うのだが、「通知しない」がデフォルト設定になっている理由が分からない。

これについて考えられる理由は一つでだけである。それは「図書館の職員がメール発信の手間を省きたい」と考えている、ということだ。

以上近所の公立図書館の利便性改善に向けて若干小言を述べた次第。

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