関東地方は先週末入梅宣言があったが、その後は比較的良い天気が続いていた。週末ワイフと水上と尾瀬に行ったが、帰りの高速道路の雨を除けばまあまあの天気だった。
土曜日の夕方、戸倉スキー場前の尾瀬高原ホテルに一泊。このホテルはネットで探し、一泊二食付10,500円で予約したものだ。夕食は鮪の刺身を除いては、付近で取れた山菜料理が中心で好感が持てた。ホテルには鳩待峠行きのバスの駅があるので尾瀬ヶ原散策の拠点として便利だ。ただ夜中に機械の音が少しうるさく眼が覚めたのは難点。
午前6時に朝食を食べ、6時半のバスに乗り30分程で鳩待峠着。山の鼻には50分のゆっくりした降り道である。途中水芭蕉やシラネアオイが咲いている。
シラネアオイ
山の鼻から竜宮まで尾瀬ヶ原を歩く。雲は至仏山や燧ケ岳の中腹1,800m程度のところまで覆っている。
水芭蕉とリュウキンカ
水芭蕉の下に咲いている黄色い花はリュウキンカ(会社で自然に詳しい人が教えてくれた)
牛首分岐近くの流れの速い水辺に群生する水芭蕉。望遠レンズを構えるアマチュアカメラマンの多いところだ。
沼のイモリ、浅い水溜りの底でイモリ(あるいは山椒魚)が沢山泳いで?いた。数メートルの雪に覆われる尾瀬ヶ原の冬をイモリたちはどう過ごすのだろうか?などとワイフと話す。
オオカメノキ:山の鼻から鳩待峠に戻る道にオオカメノキの白い花が咲いていた。
鳩待峠手前のやや急な登りの辺りから少し雨が降ってきた。「もう少し早く歩いても良いわよ」と後でワイフが言った。ワイフと山を歩くのは久し振りだが、ずい分強くなっている。毎週一回体操教室に通っている効果が出ている様だ。
鳩待峠から竜宮往復で約4時間の尾瀬ヶ原散策だった。尾瀬周辺には4,5月頃山スキーに来ることがあったが、水芭蕉の旬の季節に来たのは初めてである。目の子数千人の人が尾瀬ヶ原に入っているが、平均年齢は我々よりもかなり高そうだ。皆さん元気である。尾瀬の美しい自然から力を分けて貰い、更に元気になって帰るのだろう。
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