金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Kindle本を書く(5)~プロは迷いそうな言葉はひらがなで書く

2021年09月11日 | 本と雑誌
 新しいKindle本を書く材料が揃ってきたので、そろそろ執筆に取りかかろうと考えています。
 本を書く上で気になるのが校正の問題です。書いた後、自分で読み返すのですが、熟語などは最初に間違えて入力してしまうと自分では間違いを発見することが難しく、過去に書いた本でも出版した後で気が付く誤りがありました。
 できるだけ書き間違いを防ぐため私はこれまで2つのことを行ってきました。
 一つは文章はある程度まとめて変換するということです。
 例えば「しょきのもくてきをたっせいする」という文を一括して変換すると「所期の目的を達成する」となるのですが、「しょき」で変換すると「初期」が最初に出てきて「初期の目的を達成する」となってしまう場合があります。この場合の「しょき」は期待しているところのという意味なので所期が正しいのですが。
 二つ目は校正の時に「ワードの読み上げ機能」を使うということです。これはワードの文章を機会音声で読み上げる機能です。自分の眼で黙読するよりも、文章が耳から入ってきますので、文章のつながりやリズムを確認することができます。もっとも所期と初期の同音異義語のチェックはできませんが。
 それに加えて今回は「迷いそうな言葉はひらがなで書く」ことを実践しようと考えています。新書本などを読むとプロの書き手が書いた本はひらがなが多いことに気が付きます。
 例えば「乳をしぼる」は「搾る」が正しく、「絞る」はNGですが、いまでは「しぼる」とひらがなで書くのが一般的だそうです。 
 「時」と「とき」の使い分けも頭をひねる場合があります。「場合」を示す「とき」はひらがなで書くのがルールだそうですが悩ましい場合もありそうです。
 迷った場合はひらがなで書く、漢字を誤用するならひらがなで書くという方針で行ってみたいと思いました。
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