金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

おじさん逹のスマートウォッチは健康促進にプラス?

2021年12月08日 | うんちく・小ネタ
 先日山仲間と京都一周トレイルにでかけた時、気が付いたのですが、スマートウオッチをしている人が増えていました。かく言う私も最近Fitbitのスマートウオッチを買ったところなのですが。もっとも私を含めておじさん達のスマートウオッチの使い方は今のところ万歩計に毛の生えた程度のものだと思いました。WSJを読んでいるとたまたま「どのFitness Tracker(スマートウオッチ)があなたに一番ふさわしいか?」という記事が出ていましたので、おじさん達のスマートウオッチが健康促進にプラスになっているかどうかを考えてみました。
まずWSJの記事から推測するとアメリカではスマートウオッチはFitness Tracker(活動量計)と考えられていることです。つまり腕に巻いて時計の裏からでるビーム光線で脈拍や血中酸素濃度を測定し、連続的に記録する道具だと整理されていることです。アップルが最初にアップルウォッチを売り出した頃は「腕時計から電話をかけることができる」とか「腕時計で電子決済ができる」などが売りだったような気がします。ところがその後Fitbitなどが活動量計機能を売りに市場を拡大した結果今ではスマートウオッチの一番重要な機能は脈拍や血中酸素濃度をチェックして健康を促進することに移ってきたと私は考えています。少なくともアメリカでは。
 スマートフォンを持っていれば時計で電話をかけなければならない状況というのは多くないと思いますから。
 WSJの記事から活動量計としてのスマートウオッチの選び方のポイントをピックアップしてみました。
 まず「腕に巻いたスマートウオッチは睡眠中は正確に機能するが運動中はそれ程正確に機能していない」ということです。「カロリー燃焼計算などというのは、計算上の推定値だからあまり気にすることはない」ということです。
 私の経験では、トレッドミルのバーを握ってジョギングすると微電流から脈拍を図る機能がついているのですが、その数値とFitbitが示す脈拍数は一致しません。つまり運動中にスマートウォッチが示す脈拍数はそれ程正確なものではないと考えておいた方が良さそうです。
 Fitbitではこの脈拍数をベースに「脂肪燃焼運動」と「有酸素運動」を仕分けして運動量を計算していますが、脈拍数が正確でないと運動量の合計も正確でないということになります。つまり消費カロリー計算なども目安ですね。
しかし正確性に多少問題があっても「日々の脈拍等の変化を比較する上で有効な道具だ」と述べています。
 その上で記事はスマートウォッチを選択する時は次の3つの点について自問することが大事だと述べています。
「好みのワークアウトライプは何か?ジムのランニングマシーンで走ることか?アウトドア活動中心か?」
「日常装着するか?睡眠中が一番正確に脈拍を記録するのでほとんどのスマートウォッチは寝るときに装着することを前提に作られている。他人に気づかれたくないのなら、Ouraの指輪タイプやWhoop'sの服に装着できるタイプを選択することも可能だ」
「目標は何か?全般的な健康改善か?それともトレーニングや運動成果に焦点を置いているか?」
そしてアウトドア活動が中心の場合やトレーニングに重点を置く場合は、ガーミンのスマートウォッチが適していて、一般的な健康改善であれば、アップルでもFitbitでもOuraでもOKだと記事は述べています。
 なおアップルウオッチは色々な機能がついていますが、欠点は電池の消耗が早いことです。この前一緒に旅行した仲間もアップルウォッチを使っていると時計とスマートフォン両方に毎日充電しないといけないので大変だとこぼしていました。
 さてスマートウォッチがおじさん達の健康促進に寄与しているかどうかの問題ですが、私を含めて毎日の歩く距離や歩数により関心を払い、少しでも頑張ろうと思うモチベーションが高まっていますのでプラスに働いていると思います。使い始めた段階で機能をフル活用していませんが、健康への取り組みも形から入るということが大事かもしれないなぁと私は考え始めています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オミクロン懸念後退で強気の1... | トップ | 来春のネパール旅行はまだ困... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

うんちく・小ネタ」カテゴリの最新記事