金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

旅は企画が楽しい

2019年05月29日 | 旅行

この週末ワイフと貝掛温泉に泊まり、魚沼近辺を散策することにした。

新緑の季節、どこか山間(やまあい)の温泉に行こうと考えていたが、今回の企画を思いついたのは次のような経緯だった。

  1. 偶々図書館で借りた御朱印の本の中に南魚沼市の雲洞庵の御朱印が素晴らしいと書いてあった。魚沼方面にはスキーではしばしば出かけているが、寺社参詣や観光で訪ねたことはなかったので、この機会に雪のない魚沼を旅することにした。
  2. 少し調べてみるとこの地には「日本のミケランジェロ」と呼ばれた江戸後期の木彫家・石川雲蝶の作品が残るお寺が幾つかある。
  3. 時々居酒屋で注文する清酒・八海山の蔵元が近い。また直営の飲食店もあるのでランチを兼ねて醸造元を訪ねることができそうだ。

色々な観光スポットを効率よく回るには、マイカーが一番だがマイカーの難点は高速道路の渋滞に巻き込まれることだ。ただし魚沼・所沢は高速道路で2時間少々なので、昼過ぎに現地を発つと渋滞に巻き込まれる可能性が少ない。

以上のようなことを考えてマイカー一泊旅行の骨子が決まった。

次はどこに泊まるか?という問題。この方面には越後湯沢温泉や六日町温泉など温泉は色々あるが、マイカー利用のフットワークの良さを利用して山間の貝掛温泉に泊まることにした。ここは「日本秘湯を守る会」の推奨宿だ。秘湯を守る会の推奨宿になると宿代が数千円高くなると経験値から私は判断している。「秘湯」がブランドになり、そのブランド料分が高くなる訳だ。ただしこれまで秘湯を守る会推奨宿に泊まって、期待外れだったことはないので、インターネットで予約した。なお一休.comサイトの料金が一番安かったので同サイトから予約したが、これは偶々安いのか、いつも安いのかは不明。

ところで貝掛温泉は清津川の上流域にある。この清津川を少し下ると(車では石打経由だが)と清津峡という景勝地がある。清津峡は、黒部渓谷・大杉谷と並んで「日本三大渓谷」と呼ばれていると清津峡のHPに書いてあった。

ただしこの手の「日本三大〇〇」は少し要注意。例えば「日本三大うどん」というと「讃岐うどん」「稲庭うどん」「水沢うどん」を指すそうだが、讃岐と水沢では知名度に相当な開きがある。黒部を知っている人は多いが清津峡は知らない人の方が多いのではないだろうか?私の勝手なguessなのだが。

さてこれで一泊二日ドライブ旅行の骨子は固まった。

旅は企画が楽しい。あることを調べているとまったく別のものを発見する「セレンディピティ」効果に出会うのが面白い。

ワイフはスキーをしないので、この方面に一緒に旅行することはなかったが、「スキーシーズンはこんなところに来ているのね」と情報共有しておくことも来シーズンのための下準備である。

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