昨日は午後からSF作家クラブの仕事で都心へ。
徳間書店会議室で「日本SF大賞」「日本SF新人賞」の選考会が同時進行で行なわれたのですが、私はピンチヒッターで後者に出席。
3時間ぐらい侃々諤々とやって、結局、新人賞は次の2作に決まりました(既にご存知の方も多いと思いますが)。
- 『プシスファイラ(思念圏)』 天野邊(ほとり)
- 『競馬の終わり』 杉山俊彦
どちらもSFファンにはぜひとも読んでもらいたい作品です。私としては、もう1作、SFファンといわず広く小説好きの方々に読んでいただきたい作品があったのですが、そう何作も受賞というわけにはいきません。
が、なんとかして世に出ることを熱望。
日本SF大賞の方は、これもご存知の方が多いと思いますが、つぎの2作――
- 『新世界より(上・下)』 貴志祐介
- 『電脳コイル』(テレビアニメシリーズ) 磯光雄
あと、特別賞が野田昌宏氏。
贈賞式は来年3月6日。ずいぶん先ですが、大藪春彦賞の決定を待って、徳間文芸三賞のお披露目ということになります。
で、今日の写真は、夕方5時ぐらいの南南西の空。
最近、こればっかですが、変化の様子を記録に留めておきたくて。2つ並んだ星は、左が金星、右が木星です。
黄道面に対して、金星が南極側にずれているのか、木星が北極側にずれているのか。あるいは両者ともずれているのか。よくわかりませんが、こういうふうに並ぶというのは、そういうことなんでしょう。