我がスニーカーの靴底はしっかりとくっついて剥がれなくなりました。
ボンドで貼った上からクランプで押しつけたのが良かったのかもしれません。ものをくっつける時、クランプは本当に役立ちます。
ボンドで貼った上からクランプで押しつけたのが良かったのかもしれません。ものをくっつける時、クランプは本当に役立ちます。
で、私の靴底が剥がれている頃、イラクでは靴を投げた記者がいて、狼藉者だとか、英雄だとかいわれているらしい。
「靴を投げる」のがアラブ世界では甚だしい侮辱になることを覚えました。
これまで気に入らない奴に対しては、トマトを投げたり、生卵を投げたり、要するに当たるとグシャッと潰れてベチョベチョしたものが飛び散るようなものを投げるのが主流でしたが、靴とは意外でしたね。やられてみると、なかなか良い方法に思えてくる。柔らかいし、適度な重さがあって遠くまで飛ばせるし。これから流行るかもしれません。
そうなると、要人警護の人は汚い靴を履いた人物を排除するようになるでしょうね。私なんか真っ先に遠ざけられるかも。
きちんとした靴を履くことは、身だしなみの基本といわれていますから、気をつけなくては。
ところで、「投げる」といえばどんなものがあるでしょうか。ちょっと考えてみます――
- 匙を投げる……お医者さんが見放す
- 手袋を投げる……決闘だ!
- 帽子を投げる……卒業式の後
- 歯を投げる……乳歯が抜けた時
- 身を投げる……高いところからだったり、水の中へだったり
- バトンを投げる……朝原選手のところへ戻ってきたらしい
- テープを投げる……劇場の観客席から、あるいは波止場で
- 石を投げる……腹の立つ相手に
- パンの耳を投げる……カルガモおじさん
- 星を投げる……スティーヴン・バクスターのSF
- 茶碗を投げる……夫婦喧嘩