惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

あれこれ

2009-06-03 21:34:35 | 本と雑誌
 用事に追われているうちに、どんどん月日が経ってしまう。

 日本でのSF研究を切り上げてフランスに帰ったトニー・サンチェスさんが、日本SFを紹介する仕事に着手しました。
 'actusf'というウェブサイトで、まずは日本SFの簡単なアウトラインと、SF作家へのインタビューを掲載しています。インタビューの第1回は貴志裕介さん。
 それぞれのページのURLは以下のとおりです。

 SF関係者へのインタビューはこの後、続々と掲載される予定。

 SF同人誌〈宇宙塵〉202号が発行されました。
 A・C・クラーク、今日泊亜蘭、光波耀子、野田昌宏の各氏を追悼する文章が並び、まるで「追悼特集」のようですが、創作欄に掲載された「輪の森」の作者・電気風見鶏さんの紹介文を森下が書かせていただきました。

 〈小説推理〉7月号発売中!
 担当しているSFレビュー欄で次の3作を取り上げました――

  • ナンシー・クレス『ベガーズ・イン・スペイン』(金子司ほか訳、ハヤカワ文庫SF)
  • ヴァーナー・ヴィンジ『レインボーズ・エンド〈上・下〉』(赤尾秀子訳、創元SF文庫)
  • 荻野目悠樹『黙星録〈Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ〉』(ハヤカワ文庫JA)
 どれも素晴らしい出来栄えで、書評家としては大変うれしい仕事となりました。