惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

「アローン・アゲイン」

2009-06-06 21:16:43 | 音楽
 先日のBS-TBS「SONG TO SOUL」でギルバート・オサリヴァンのヒット曲「アローン・アゲイン」を取り上げていました。

 この曲は私も好きで、発売当時、すぐにシングル盤を買いました。ラジオで聞いて、急いでレコード屋に走ったんじゃなかったかな。
 そのレコードは今も我が家にあって、今度のリフォームですぐに取り出せるところに置けました。

Aloneagain

 というわけで、引っ張り出して来て撮ったのが、この写真。一緒に、その次のヒット曲「クレア」も並べてみました。

 「アローン・アゲイン」(キング TOP-1714)のジャケットを見ると1972年4月発売のようです。37年前かあ……。

 クレジットには〈……この「アローン・アゲイン」は、「さよならがいえない」につづくシングル・ヒットなのだが、この曲でギルバートの哀切感はピークに達したかのようだ。孤独な男の孤独な世界がわれわれの胸にひたひたと迫ってくるのである。まさしく、ギルバートは、ポール・マッカートニー以来のイギリス音楽界の天才児以外の何者でもない〉と、ピントが合っているのかズレているのかわからないことが書かれています。
 当時、私は一所懸命歌詞を読んで、「いかにもイギリスだなあ」と皮肉でユーモラスで悲しい世界を楽しんだものでした。

 番組でギルバートさんはメロディーを生み出す大変さと面白さを強調していたように思います。出尽くしたかと思われるメロディーの世界で、新しいものを生み出す才能は稀有。彼につづくソングライターがどんどん出てきて欲しいものです。

 ところで、手持ちのレコードですが、現在、我が家にはプレーヤーがないので聞けません。そのうち入手しなくては。