紅葉はさまざまな木で見られますが、日当たりの良いところのドウダンツツジも実に見事なもの。真っ赤に燃え上がるような色の葉もあります。
我が家の庭にも1本、ドウダンツツジがあるのですが、残念なことに日当たりが悪く、春の花も、秋の紅葉もいまひとつなのです。
それはともかく、この写真はいつも散歩をするカニ山近くの植木畑の一画に生えているもの。樹形が大きく、もみじした葉の色も素晴らしい。
ドウダンツツジは「灯台躑躅」が転化した呼び名で、枝ぶりが昔の結び灯台に似ていることからきている――といわれてもにわかにはピンと来ませんね。
この場合の「灯台」は「灯明台」のことだそうで、3本の棒を結わえ、油皿を高く支えるようにしたものだということです。
図はこちらのサイトをご覧になってください。
確かに小さく分かれた枝は、こんな形に見えなくもありません。