よく晴れて気温が上がりました。最高気温16.5℃(隣町アメダス)。
陽気に浮かれて、午後、町田市北部の奈良ばい谷戸まで足を伸ばしました。
多摩市側にある一本杉公園にバイクを停め、小野路の里へ歩いて降ります。奈良ばい谷戸は小野路城址のある山を越えた南側。
今日は公園から西へ多摩よこやまの道を行き、キヤノンの運動施設を巻くようにして小野路に入りました。坂道を下る途中で南の小道へ入り、浅間神社横を通る尾根道を下ってゆくと奈良ばい谷戸です。
多摩丘陵が雨水の流れでえぐられたところが「谷戸」と呼ばれるなだらかな谷間。上端部では畑が耕作されており、梅の花が咲く今はまるで桃源郷のような趣き。
下ってゆくにつれて、谷間には水が湧き、水田が見えてきます。
この谷戸は、住宅開発のためにいったん買収されたものの、採算性の面で放棄され、今は町田市が里山再生プロジェクトを進めています。
市民ボランティアの手で炭焼き窯や畑、水田づくりなどが行われているようです。
水田わきの水たまりには、カエルの卵がうじゃうじゃと産みつけられていました。
何カエルでしょう?
急に暖かくなったからといって、そんなに春の景色に変わるわけもなく、今はまだ枯れ草ばかりが目立つ谷戸でしたが、歩いているとポカポカと気持ちよく、来てよかったと思いました。
あ、もちろん下り坂ではポッカールを転がしたんですよ。