惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

日向水木

2013-03-23 20:35:27 | 園芸
 双生児の、名前は覚えているけれど、顔の見分けがつかない、だから、どちらがどの名前だかわからない。そんな状態といっていいのだと思います。

 ヒュウガミズキとトサミズキ。この時期に咲いている黄色い、小さなベルの形をした花です。
Hyugamizuki1303 本によっては「簡単に見分けがつく」などと書いてあるのですが、その見分け方を覚えることができないので、見分けのつけようがない。「どちらかの花」で、ずっと済ませてきました。

 でも、今日、写真を撮ったのをきっかけに、しっかりと見分け方を覚えようと思いました。

 まず、見分け方を調べてみます――

  • 本1……ヒュウガミズキはトサミズキに比べて全体に小形で「かんざし」も小さい。
  • 本2……ヒュウガミズキは(中略)トサミズキより枝が細く、葉や花も小さく、花序に1~3花をつける。
  • 本3……トサミズキは(中略)ヒュウガミズキによく似るが、花序につく花の数が多く、花色は淡黄色、葉も大型なのですぐ区別できる。
 うーん、花で見分けるには、ひとつの穂につく数で見分けるのが良いみたい。
 ヒュウガミズキは1~3個。トサミズキは7~10個つけるらしい。

 というわけで、この花はヒュウガミズキと見てよさそう。
 トサミズキもヒュウガミズキも「ミズキ」という名がついていますが、ミズキ科ではなくマンサク科トサミズキ属の落葉低木です。