惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

2年

2013-03-11 20:33:27 | 日記・エッセイ・コラム
 死者・行方不明者、約19000人。避難生活をつづけている人、30万人以上。

 亡くなられた方を悼むのと同時に、今も生活の場を失い――あるいは奪われて、途方に暮れている方々を思います。
 どう生きてゆかれるのか。私に何ができるのか。

 今日もパンスターズ彗星を探しに出かけました。
 市の文化会館地下の自転車置き場に自転車を停め、12階の展望ロビーまで階段を上る。
 西の山際は昨日と同じような状態で、春めいた靄がかかっています。日没間際から30分近くねばりましたが、双眼鏡でもとらえることはできず。残念。

 〈ナンクロメイト〉4月号発売中。担当している新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

  • 石持浅海『フライ・バイ・ワイヤ』(東京創元社)
  • 山岡光治『地図をつくった男たち 明治の地図の物語』(原書房)
  • レオ・マルティン『元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術』(シドラ房子訳、阪急コミュニケーションズ)
 『フライ・バイ・ワイヤ』はクラスに転入してきたロボットが殺人事件に絡む、青春SFミステリー。
 『心に入り込む技術』は犯罪組織の一員をいかにして情報提供者としてスカウトするか。興味津々であるだけでなく、人づきあいのヒント満載です。