勝手な思い込みは怖いですねぇ。この歳になるまでずっと勘違いをして生きてきました。
「レンズ豆」のことです。1~2度しか食べたことはないはずですし、味など覚えてはいないのですが、ずっと前からあちらの小説を読んで、面白い名前の豆だなぁと思っていました。そして、名前の由来はレンズに似ていることから来ているのだろう、と。
ところが、逆だったんですね。ヨーロッパで凸レンズが作られるようになった時、その形がレンズ豆に似ていることから「レンズ」と呼ばれたのだとか。つい最近になって知りました。
同じように、西洋の小説で知った豆に「ひよこ豆」があります(こちらはわりとよく食べる)。
これもひよこに似ていることからつけられた名前だと思っているのですが、違うのかしら。もしかして、やはり逆に……。
夕方、散歩に出ると夕日に照らされた雲がとてもきれいでした。
茜雲というのでしょうね。広い、見晴らしのよいところで見たいものだと急いだのですが、見る見る色が褪せて灰色の雲に。
こういうものは、一瞬の光景だと思って、その場でしっかり目に焼き付けた方がよいようです。