惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

小石川七福神

2018-01-03 21:39:06 | まち歩き

 お正月の3日は吉例七福神めぐり。
 一の日会メンバーでまわり始めて、今年でなんと44回目。みんな 歳をとるはずだ。

 今回は「小石川七福神」。
 午後1時半に地下鉄丸ノ内線・茗荷谷駅に、善男善女17人が集合して、後楽園ドームわきまで。文京区の落ち着いたたたずまい住宅街を中心に4キロ弱、2時間ほどかけて8500歩のコースでした。

 江戸のなだらかな尾根を登ったり下ったり。ゆったり、楽な七福神ですが、印象をひとことでいえば「やる気が感じられない」。歩いている人は少ないし、各施設にも「いらっしゃい」という雰囲気が見られません。
 たいがい七福神の神さまはお寺か神社に祀られているものですが、ここでは8体(弁財天が男女いて、別々になっています)のうち2体は、特にそういう「大家」をもっておらず、ぽつねんと祀られています。具体的にいえば、女弁天は小石川パークタワーというマンションの裏庭にあり、とてもわかりにくい。福禄寿は後楽園遊園地のアトラクション施設の屋上にあります。
 また、真珠院に祀られている布袋様は、境内のあちこちにおられて、あっちにもこっちにもお詣りすることになってしまいました。

 とはいえ、古くから人が住んでいる町なので、お寺や、文豪たちにまつわる旧跡もあって楽しめました。
 写真は、恵比寿さまが祀られている深光寺にあった滝沢馬琴のお墓。

 お墓というより、石碑のようにも見えますが、これで間違いないようです。左奥に文京区教育委員会が建てた案内板があります。78歳と長命だったんですね。

 それにしても、今日は冷たい北風が吹きまくり、大変寒かった。短いコースで助かりました。