昨夜はややこしい帳簿の計算で時間がつぶれてしまいました。
昨年の売上金の計算がなかなか合わなくて、あれこれ調べていたのです。年をまたいで売り掛け処理をする必要がある出版社があったり、また昨年は、途中で消費税率が変わったりしたので面倒なことになっています。
今日は午後、自転車で出かけ、郵便局~ホームセンター~書店と回りました。
写真はホームセンター「ユニディ」前の前原公園のハクモクレン。
何本も植わっていて、今、花盛りです。露出がアンダー気味なのは、上空の月も撮りたかったから。月齢12ぐらいでしょうか。
この後、つつじヶ丘の書店「書原」に行って、NHKテキスト『100分 de 名著 アーサー・C・クラーク スペシャル』など4冊を購入。
本の入ったポリ袋をぶら提げて店を出ようとすると、出入り口に設置された防犯ゲートが鳴りました。
「あらま!」と思ったものの、まさか自分が引っかかっているとは。
さっきレジで応対してくれた店員が慌てて飛び出して来て、「すみません、中の本を確認させてください」。
快く応じて、横で待っていると、店員さんは本のページをめくって、1冊から何か小さな栞のようなものを取り出しました。そして、袋に詰め直し、「失礼しました」といって、一応、ゲートで反応しないことを確認して渡してくれました。
会計した時、どれも消去卓の上で処理していたのに、電磁サインが消えてないのがあったのでしょうか。それとも、はさんだのを回収する非消去式のタグだったのか。
いずれにせよ、初めての体験で、ちょっと面白かった。
ちなみに、そのタグらしきものが挟まれていたのは、ジョン・マクフィー『ピュリツァー賞作家が明かす ノンフィクションの技法』(栗原泉訳、白水社)という本でした。この版元からはH・G・ウェルズ『ポリー氏の人生』も出ているんだよなあ。