惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

『つげ義春大全』

2020-03-09 20:54:37 | 本と雑誌

 昨日から観客なしで始まった大相撲春場所。琴奨菊関は「神社に来たみたい」とコメントしていましたが、まさにそんな感じ。
 薄暗い館内の中央だけが明るく、十数人の関係者が集まっておごそかに「神事」を執りおこなっています。

 テレビ中継で印象的なのは、音がよく響くこと。この効果は思ってもいませんでした。なかなかに新鮮。
 つつがなく千秋楽までたどり着けますように。

 『つげ義春大全』全22巻の配本が来月から始まるのですね。全巻予約の特典があるうちに手続きをしておいた方が良さそう。
 貸本時代から〈ガロ〉、〈小説現代〉の「日記」など、同時代の作家としてつげさんを読めたことは何よりの幸せ。この街に引っ越して来てからは、何度か街角やスーパーで姿をお見かけし、ドキドキしたものです(またお遭いしたい)。

 写真は近所の斉藤さんちの枝垂れ梅。

 見事な庭の入り口正面にあって、毎年、目を愉しませてくれます。今年はやや遅いのかもしれません。