市民農園からもどってパソコンを立ち上げたら、志村けんさんの訃報に接しました。享年70。
新型コロナウイルスに感染し入院していることは承知していましたが、まさかこんなことになるとは。人工心肺での治療も効を奏さなかったようです。
今度のウイルスは場合によっては肺の表面細胞を激しく破壊するようで、そのため酸素が入らなくなってしまったのでしょうか。
ほぼ同世代――というか志村さんが私より2学年上ですが、彼の笑いはもっと若い年代のセンスを感じさせました。野放図な表情や動き、卓越したリズム感など、実に斬新。素直に笑える芸で楽しませてもらいました。ありがとうございました。
ところで日本の感染爆発は、諸外国の轍を踏まずに、抑え込むことができるかどうか。
現在、瀬戸際に来ていますが、なんとか良い方向にもっていってもらいたい。
先月末から今月中旬まで「緊急事態」が宣言された北海道を(まだまだ油断はならないとはいえ)好例として見ることができるかもしれません。
その際に参考となる感染者数の推移。北海道はこんなふうにまとめてくれています。感染者数、患者数、年齢別など、とてもわかりやすい。見てみると、宣言の出された2月末から感染者数のカーブがゆるやかになり、患者数は平坦なカーブを描き、その後は減少していることがわかります。
道民の方々の努力の結果なのでしょう。他の地域でも、ぜひとも見習いたいものです。
ただ、その指標となる感染者数などの発表。東京都は実に見劣りするんですよね。さしあたりこのページを参考にするしかないようですが、どうもピンと来ません。北海道を見習って、もっと工夫してもらいたいものです。