書影は小学館から発売中の『樺島勝一 昭和のスーパーリアリズム画集』。
樺島勝一は私より一世代前の少年たちが〈少年倶楽部〉で夢中になった挿絵画家ですが、私が子どもの頃もまだあたりにあった古い雑誌や本で見たり、あるいは〈少年サンデー〉での仕事などで見知っていました。
凄い絵だったという印象があり、この画集を見ると、なおさらにその凄さを思い知らされます。カラー画も凄いし、モノクロ画も凄い。人物が凄い。メカが凄い。動物が凄い。
この本の編集に携わったお一人の大橋博之さんから、画集と弥生美術館での展覧会の話を聞いて楽しみにしていました。
展覧会は今日から12月23日までなんですね。せひ、行かねば。
夕方の散歩、今日は多摩川の向こうまで足を伸ばし、生田緑地へ出かけました。バイクで片道20分弱。
生田緑地は多摩丘陵の斜面をそのまま公園にしているので、坂道がたくさんあります。上から下までだとかなり長い。700~800メートルぐらいあるのではないでしょうか。
その坂道でポッカールの練習。たっぷり走れました。
といっても、10分ぐらいかけて登った坂道を下るのは、たった1分。良い運動になると思うのが良いのではありましょうが……。
坂はけっこう急なので、しっかりブレーキをかけ、足を地面に擦りつける必要がありました。うまくなればブレーキだけで走れるんでしょうけどね。
急な坂は2度ほどで良いことにして、あとはふもとの方の緩やかな部分で練習。それでも、いつもの野川公園なんかの数倍の距離が走れます。こうやって経験を積まなければ。
紹介がお役に立てたようで何よりです。いい画家ですよねぇ。
全くの独学で欧米の細密な線画の技法や語学をマスターし、資料を徹底的にあたり、デッサンを繰り返し、「子供相手だからこそ」手を抜かない…という凝り性では、月に3枚描くのがやっとというのも納得しました。「舌魔」と呼ばれた由来とか、巻末の解説・履歴の部分も面白い。
必ず観に行きますので。