木工では作業台づくりがゆっくりと進行中。仕事の合間に気分転換を兼ねてやっているので、遅々として進みません。
というか、手作業ができればそれで満足なので、完成は二の次。むしろ、いつまでもずっといじっていられる方がしあわせなのかもしれません。
現在は甲板を製作中。手持ちの細い板を矧ぎ合わせ、60センチ×45センチの大きさの集成材を作ろうとしています。
矧ぎかたは「いも矧ぎ」というもっともダサい矧ぎ合わせ方。並べた板をそのままボンドで貼ってゆくだけです。後の工程を考えると、これでも大丈夫と考えました。
矧ぎ合わせた板を固定するのにクランプは必需品。両側からギュッと締め付ける道具ですが、あれこれ使いみちが多くて、いくつあっても足りないぐらい。しかし、大きいのは結構値が張るのです。
写真の中央、赤い柄が見えているのが市販の60センチ巾のクランプ(裏側から取り付けてあります)。ホームセンターで1800円ぐらい。
両側の黒い不恰好なのは、私が自作したもの。黒い鉄の棒は100円ショップで組み立てラック用に売っているもので、1本100円。それに桧板と蝶ネジでなんとか締め付けられるようにしてみました。使い勝手は悪いのですが、安いのが取り柄。材料費は1組120円ぐらいでしょうか。
またラック用の鉄棒は2本つなぎ合わせて延長することができます。そうすると、なんと80センチぐらいまで対応できる!
もう少し工夫して使い勝手を良くすればなかなかのものになると思います。
なお、両端で板がズレないようにとめている黄色いのは100円ショップで購入したクランプ。短いものしかないのが難ですが、買いやすいので重宝しています。