痛恨の降着

　競馬のエリザベス女王杯。
　ゴールを先頭で駆け抜けたのはカワカミプリンセスでした。馬群の中央を抜けての堂々たる勝ちっぷり――と思ったのですが、進路妨害をおかしたということで12着に。11着のヤマニンシュクルの進路を邪魔したと判断された。
　画面で見ると、最終コーナーを抜けたところでカワカミブリンセスの前方はかなりコースが開けていたと思います。そこを目がけて突っ込んでいった本田騎手の判断は間違っていなかった。しかし、前方の馬に追いつき、追い抜く過程で進路が狭まり、他の馬と交錯するようになったのでしょう。これが弱い馬なら、妨害することにはならないわけですから、強いがゆえの不運としかいいようがない。
　でも、実質的には６連勝。常にトップで走り続けているわけです。素晴らしい。次のレースがますます楽しみ。

　ところで、この「降着」という競馬用語、天文学の降着円盤の「降着」と同じ字なんですね。ちょっと意外な感じがしました。

　東京に木枯らし１号。夕方の散歩には手袋が欲しくなります。
　西の地平、夕空を背景に富士山のシルエットがくっきりと見えました。

明日

　予報より早く朝から雨。午後になって冷え込んできました。

　明日の競馬、エリザベス女王杯が気になります。
　無敗の王女・カワカミプリンセスが果たしてどんな走りを見せてくれるのか。うーむ、わくわくするぞ。

　対抗馬としては、どの馬に注目すべきかなあ。直感的にはアサヒライジング？
　でも、それだとこの前の秋華賞と同じか。キストゥヘヴンやスイープトウショウも押さえておきたいし……。

柚子胡椒

　なぜか我が家に柚子胡椒のスナック菓子とふりかけが揃っているのです。家内が買ってきたものだと思うのですが、柚子胡椒に興味があるのかしらん？
　でも、その割には柚子胡椒が何たるかという知識はなく、「胡椒じゃなくて唐辛子が使ってある」などといっています。
　かくいう私も柚子胡椒なるものは知らず、「変だねえ」などといっていました。

　こういう時はネットで調べるにかぎる。Wikipediaの説明を読むと一発でわかりました。それにしても、日本の食文化は奥が深い。

　で柚子胡椒ですが、美味しいですね。爽やかな香りとピリッとした風味が絶妙。ふりかけなんぞは、そのまま少しずつポリポリしてもいけます。酒の肴にしてしまいそう。

年末アンケート

　某ミステリ年間ベストテンのアンケートの回答を書く。
　去年までは「オレはＳＦばかりでミステリは読んでないから」と思ってパスしていたのですが、「ＳＦにもこんなのがありました」という感じでもいいんじゃいかと思いなおしたのです。ランキングには反映されないでしょうが、何かの参考にならないとも限らない。気楽に考えることにしました。

　そろそろ他のアンケートも来る季節です。同じジャンルのアンケートでも、答える時期によって順位が違ったりするのは、我ながらいい加減な性格だと思います。突っ込まれると、謝るしかないでしょうね。でも、その時々での真意ではあるのです。

包丁研ぎ

　お昼に「今夜はカレー」と家内がいったので、さっそく包丁研ぎにかかりました。
　カレーにはタマネギをたくさん使う。みじん切りにする際どうしても涙が出ます。切れ味の悪い包丁だと特にひどい。場合によっては台所に足を踏み入れただけで、家族も泣くはめになってしまいます。
　なので、出来るだけ切れ味の良い包丁でタマネギを切ってもらうようにしているのです。

　それにしてもカレーライスは美味しいですねえ。熱々のご飯とカレーのルゥの取り合わせを考えた人は偉い！　明治時代の海軍の料理人さんでしたっけ。それとも、海軍がお手本にした英国のコックさん？

　いずれにしても、カレーのない人生なんて考えたくもない。良い時代に生れたものです。
　カレーだけでなく、あれこれの食べ物についても同様のことがいえますが……。