惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

掃溜菊

2008-05-25 20:24:30 | 草花
 競馬の第69回オークス。優勝はトールポピー。私はレッドアゲート中心に見ていたので、まるでダメ。
 でも、結果を見てみると1~3着はいずれもこれまでGⅠの優勝もしくは準優勝馬なんですね。実績をよく見なければいけないということでしょうか。
 さあ、来週はダービー。今日の経験をどう生かすか。

 今日の野の花はハキダメギク。キク科の1年草で、今頃から年末近くまで、長く花を咲かせる雑草です。

Hakidame0805  花は5ミリぐらいしかないのですが、近寄ってみると結構、趣があります。黄色い筒状花の塊のまわりに、5つの白い舌状花。離れて飛び飛びについているのが面白い。
 舌状花の先は3枚に割れていると思っていたのですが、こうして見ると4枚のもあるんですね。筒状花の花びらの先は5裂しています。

 命名は牧野富太郎博士。最初、世田谷の掃溜めで見つかったことから。東京周辺に特に多いんだそうです。

 名前が違っていたら、もっと人気が出るんじゃないかと思うんですけど……。


桑の実採り

2008-05-24 21:03:35 | 季節
 夕方から雨という予報だったので、散歩の時間を繰り上げ、午後早く野川へ出かけました。
 今日は桑の実を採るつもり。

 先日、少しだけ採ってきた桑の実をジャムにしてもらい、食べてみると、これが旨い! 水分は少なめながら、もしかしたらブルーベリーよりも上をゆくのではないかと思われる味なのです。
 今、野川の畔の桑の木には、たくさんの実がついています。熟れたのはポタポタと地面に落ちて腐っている。落ちる前に、いただいて来ようと思ったのです。

Kuwa0805  写真の実のうち、黒紫色のが熟れたやつ。指先で触れると、ポロリと柄ごと落ちてきます。
 この色はクリサンテミンというアントシアニン系の色素によるものだそうです。紅葉や黒豆の色もクリサンテミンですね。「ドドメ色」という表現は、桑を「ドドメ」という地方があることから来ているとも聞きました。

 ドドメ色によく熟れた桑の実を、1時間ほど採集して帰宅。
 あとは基本的に家内におまかせなのですが、夕食後、柄をとる作業を少しだけ手伝いました。

 カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛など貴重な栄養がいっぱいの桑の実採り。これから毎年、この季節の楽しみになりそうです。


藪蛇苺

2008-05-23 20:53:03 | 草花
 暑い。半袖、半ズボンという格好で原稿を書きました。ついでにと思って扇風機も用意したのですが、さすがにこれは使わず、窓からの風を楽しむ。

Hebiichigo0805  写真はヘビイチゴの花と実。いや、葉の形や、実が大きめで光沢があるところを見ると、ヤブヘビイチゴでしょうか。よくわかりません。
 名前の由来は「ヘビが食べるイチゴ」ぐらいか。毒があるわけではないのですが、食べても美味しくないので、ヘビにでも食わしておけと考えたのでしょう。実の内側は白くて、スカスカのスポンジみたい。味はまるでありません。

 今、近所の空き地にたくさん実がなっているのです。
 今日、そこを通りかかると、年配のご婦人が実を摘んで袋に詰めていました。

 気になったので、「どうなさるのですか?」と訊いてみました。
 「お酒に漬けて……」という返事に、「ああ、果実酒にして飲むんですね?」
 ご婦人は、「いえ、飲みません」といってから少しためらい、「水虫に効くと聞いたので、試してみようかと」と明かしてくれたのでした。

 悪いこと聞いちゃったかなあ。
 でも、漢方では飲んだりもするようですよ。咳止めとか、滋養強壮とか、あれこれ効用があるそうです。


カルガモ親子

2008-05-21 20:05:31 | 野鳥
 昨朝の激しい風雨で、野川も相当の出水だったらしく、岸の草がことごとく薙ぎ倒されています。

 こんな状態で、もしカルガモが抱卵していたら、巣ごと流されたんじゃないだろうかと心配していたのですが、今日、大沢橋のあたりまで行くと、3羽の雛を連れたカルガモのお母さんと出会いました。
Karugamo0805  雛はわりと大きくなっていて、昨日の出水も泳ぎきれたのでしょうか。もしかすると、かなり上流から流されてきたのかもしれない。今年はこれまで、このあたりで子連れのカモを見かけたことはありませんでしたから。

 カルガモを見た後、岸に生えているクワの木の実を眺めていたら、犬を連れたお爺さんが、「昔は、よくこの実を食べたもんだ。口のまわりを紫色にしてね」と話しかけてきました。
 「自然の恵みはいいですねえ」と、返事をして、熟れている実を少し頂戴して参りました。
 家内にジャムにしてもらうつもり。どんなふうになるかな。楽しみ。


マウス復活作戦

2008-05-20 20:38:33 | 日曜大工
 5年と4カ月使い続けてきた光学マウスは、左クリック用のスイッチが磨り減っています。ドラッグがうまく出来なかったり、勝手にダブルクリックしたり、具合が悪いのです。
 応急策として、磨り減った部分にアルミ箔を貼ったりして、何とか誤魔化してきましたが、今ひとつ信頼性に欠けます。
 今度は本腰を入れて直してみることにしました。

Mouse0805  写真はマウスの蓋を外してひっくり返したところ。赤丸で囲んだ部分が左クリック用の突起です。
 本来は、反対側の右クリック用突起と同様のプラスチック製凸部がありました。しかし、クリックを繰り返すうちにプラスチックは少しずつ凹みます。それで不具合が起こるようになったのです。
 そこで凸部をヤスリで削り落とし、代わりに金属片を貼り付けました。 写真は貼った後で撮ったものです。
 これで凹みのできない、頑丈なものになるはず。

 しかし、1回目は金属片が厚すぎて、スイッチが入りっぱなしの状態になってしまいました。
 2回目でなんとか使えるようになりました。が、これでもまだ少し厚くて、蓋のネジをしっかり締めるとクリックがやりづらいのです。
 今はネジを緩く締めた状態で使っていますが、いずれ、金属片をもっと削って具合良くするつもりです。