惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

雨上がり

2008-11-25 20:19:45 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日からの雨も未明には上がったようで、起きると真っ青な空が広がっていました。庭の木にはまだ水滴がびっしり。
Drops0811  その水滴がまき散らす光を、露出控え目で撮ってみました。まるでクリスマスイルミネーションですね。手前の色づいた葉っぱはサルスベリ。

 夕方は生田緑地。休日の次の日なので諸施設は休みとあって、人影もまばらです。ポッカールを担いで坂道を3度ほど登りましたが、行き違う人は数えるほど。広い公園を、上から下まで、勝手気ままに使える感じでとても愉快でした。

 雨のせいもあって降り積もった落ち葉を蹴散らしながらポッカールを走らせるのも痛快。もっとも、カーブでは滑りやすいので、いつも以上に慎重にならざるをえませんでしたが。


ハダカデバネズミ

2008-11-24 21:11:05 | 動物

 午後から冷たい雨。
 傘をさして近所の本屋さんを回ってみましたが、吉田重人・岡ノ谷一夫 『ハダカデバネズミ』(岩波科学ライブラリー)は見つからず。仕方がないので、帰宅してからネット書店に注文しました。

 ついでに、というか、ものは試しと思って、ニコニコ動画にデジカメで撮った上野動物園のハダカデバネズミの動画を投稿してみました。

 うまくいっているかな。マイページの情報では「非公開に設定されています」と出るのですが、そのつもりはないんだけどなあ。←「プロフィール」の情報を変更したら「公開」に変わりました。良かった、良かった。


接近中

2008-11-23 20:23:46 | 季節
 夕方、吉祥寺まで自転車で本の買い出しに出かけたものの収穫は無し。
 スピリチュアルなものやトンデモなものばかりが目について悲しくなりました。

 あんなにたくさん並べてあるということは、売れているんでしょうね、きっと。ますます悲しい。

 帰途についたのは午後5時半頃。もう日はとっぷりと暮れています。東京の今日の日の入りは午後4時半なのです。
 帰り道は南に向かって自転車を走らせることになります。暗い裏道を通っていると、南西の空に2つ、明るく輝く星が目につきました。金星と木星です。

 今は金星の方が低い位置にありますが、来月上旬には木星の方が低くなるようです。

 ということは、すれ違う時があるわけですね。12月1日前後がその頃らしい。しかも、その時には月もすぐそばにあるとか。
 3つの明るい天体がランデブーするんですね。楽しみ。良い天気だといいのですが。


コペルニクス

2008-11-22 20:46:24 | サイエンス
 朝、農協の畑で大根掘り。
 地元農協の顧客サービスなのですが、これが嬉しい。ほくほくの土で育った大根を素手でスポッ、スポッと抜かせてもらえるのです。本数が5本というのがあっけないけど、でも、これ以上多くても、食べるのに難儀するでしょうね。初冬の味を楽しませてもらえます。

 これもシンクロニシティ? 「偉人コペルニクス=頭蓋骨から電脳復元」(AFP=時事)。

 コペルニクス関連の本を読んだばかりでした。デニス・ダニエルソン『コペルニクスの仕掛人』(田中靖夫訳、東洋書林)。
 コペルニクスが地動説を唱えた本『天球の回転について』は、70歳で亡くなった彼の死の間際になってようやく出版されました。その本が出るように奔走したゲオルグ・ヨアヒム・レティクスという人物の評伝です。
 レティクスはコペルニクスより41歳も年下ですが、地動説のことを耳にし、コペルニクスが亡くなる4年前に彼のもとを訪れて、直接、教えを受けるとともに、ぜひとも本にして世に問うことを勧めたのでした。
 歴史の主役ではなく、脇役にスポットを当てたノンフィクション。眼のつけどころがいいですね。コペルニクスの生きた時代や、その位置づけが、本人の伝記以上にわかりやすく伝わってきます。

 今回、復元された肖像は、たぶんレティクスが目にしたコペルニクスの姿そのものといっていいのでしょう。本の内容がぐんと生々しくなりました。

 頭蓋骨がコペルニクス本人のものと確認された次第はこちらの記事でわかりますが、500年近く前の本に挟まった毛髪が手がかりになるとは、これまた素晴らしい。


莫大な額

2008-11-21 21:20:52 | ギャンブル
 やっかいな日付(22~24日)で連休となっていて、今週中にケリをつけておかなければならない原稿がありました。なので、少々気合を入れて仕事に励んでおりました。

 その関連でちょっとパチンコ業界の売り上げについて調べてみたのですが(原稿には使いませんでした)、パチンコの売り上げ(貸玉料)は1995年に31兆円というピークを迎え、その後ずっと減少しているのですね。それでも2007年で約23兆円。同じギャンブルでも、競馬の3兆円、競輪の8400億円、競艇の1兆円とは桁違いです。
 日本人がレジャーに費やすおカネが、一般会計予算とほぼ同じで80兆円といいますから、そのうち3割近くがパチンコにつぎ込まれていることになります。大変なことだとあきれました。
 いや、他人様のおカネですから、文句をつけたりする筋合いではないんですけど。

Fuji0811b  写真は生田緑地のいちばん高い地点あたりから見た今日の富士山。山頂の上に浮かぶ雲は、吹き付ける北風がもたらしたものでしょうか。いかにも寒そう。

 ポッカールに取り付けた手回しライトの具合は快調そのものです(^^)!