惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

天体を思い描く

2008-11-29 20:37:24 | サイエンス

Planets0811_2  写真は今日の夕方の南西の空。下の明るいのが、金星。上が木星。月齢1の月はもう見えません。

 この写真を見ながら、太陽・金星・地球・月・木星の位置を頭の中でイメージしてみました。

  1. 中央に太陽を、そのまわりを回る公転軌道上に地球を置く。視点は、とりあえず、黄道面を北極側から斜めに見下ろす位置。
  2. 地球の影の部分に入ったばかりの日本列島を見定める。
  3. 金星の軌道は地球の内側。日本から地平線上に見える位置に金星を置く。
  4. 木星の軌道は地球のはるか外側。金星よりも高い位置に見えるよう、軌道上に木星を置く。
  5. 月の位置を、地球を回る公転軌道上に定める。すでに地平線に沈んでいるところ。
  6. 黄道面を起こすように、全体をぐぐっと回転させ、日本列島が地球のてっぺんで水平になるところまでもってくる。

 こうやって、ようやく各天体の位置関係がわかります。というか、こんなふうにしないと位置関係がわからない私って、馬鹿?

 明後日の月・金星・木星のランデブーの時も同じようにするんだろうな。晴れますように。