惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

立冬

2008-11-07 20:43:35 | 本と雑誌
 でも、昨日今日と割と暖かくて助かりました。今日の午後はカナメモチの剪定に着手。いよいよ本格的にチョキチョキしなくてはなりません。
 といっても、出来る時に、少しずつですけど。

 〈遊歩人〉12月号が出ました。担当の新刊紹介欄で次の4冊を取り上げています――

  • 鷲田清一+内田樹『大人のいない国』(プレジデント社)
  • 志茂田景樹『蒼翼の獅子たち』(河出書房新社)
  • 鈴木忠+森山和道『クマムシを飼うには 博物学から始めるクマムシ研究』(地人書館)
  • 竹内オサム『手塚治虫――アーチストになるな――』(ミネルヴァ書房)
 「大人と子ども」というのは、このところずっと考えている問題。
 昔は「そもそも大人になる必要があるのか」と疑問に思っていました。「ドント・トラスト・オーバー・サーティー」などという言葉を聞いて育った世代ですからね。
 でも、さすがに50代も後半になると大人であることがどういうことなのか、気になってきたのです。人はいつ大人になるのか?

 手塚治虫さんは生前、年齢を2つ多く言っておられましたね。あまりに若くしてマンガの巨匠になったので、軽く見られないようにと考えたらしい。
 が、一説には、同じ大学生の漫画家モリミノル(小松左京さん)が注目された際、それに対抗したのだとも(手塚さんは昭和3年、小松さんは6年生まれ)。竹内オサムさんの本で知りました。