惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

正チャンとリス

2008-11-18 21:09:51 | うんちく・小ネタ
 シンクロニシティというか、以前なら気に留めずに通り過ぎた事柄が「おっ!」という感じで飛び込んでくることがあります。今日、読んでいた杉山一夫『パチンコ誕生』(創元社)に出てきたお菓子の自動販売機もその一つ。
 「正チャンとリス」をかたどったキャラメルの自販機で、これは先日、「樺島勝一」展で見た樺島さんの人気マンガのキャラクターを借用しているんですね。いかに「正チャン」の人気が高かったかがわかります。

 この自販機を作ったのは遠藤嘉一という人で、大正13年のことだとか。自販機黎明期の製品です。
 遠藤嘉一さんはアミューズメントマシン(AM)業界を作ったといっても良い方だそうで、昭和4年、宝塚新温泉にコイン式の木馬を納入。昭和6年には浅草松屋デパートに「スポーツランド」を開設し、これがデパートの遊技場の始まりなのだそうです。

 ネットの業界通信「ゲームマシン」2001年3月1日号に載った訃報では次のように書かれています――

 日本のAM業界の先駆者、指導者として巨大な足跡を残した日本娯楽機㈱の遠藤嘉一氏が1月31日、老衰により東京都清瀬市の病院で死去した。102歳だった。1899年1月8日、岐阜県で出生、1922年にはじめて自動販売機を組み立て成功した後、28年に日本自動娯楽機製作所を設立しさまざまなAM機を開発製造した。31年開設の初の百貨店ロケ、浅草松屋の「スポーツランド」は歩合制でも画期的とされる。戦後も私財を投げ打ってAM機にかかる物品税撤廃を勝ち取るなど、業界の発展に尽くした。79年まで全日本遊園協会(JAA)会長を務めた。

 色々なところに偉い人はいるもんです。

 でも、江崎グリコに納入されたという「正チャンとリス」の自販機、リスはともかく、正チャンの方はちっとも似ていません。第一、トレードマークの帽子が違う! 正チャン帽でなくて学生帽か軍帽のようなものをかぶっているんです。いったいどうしたことか?!


ライト・オン

2008-11-17 20:34:08 | ポッカール
 1週間ぶりに生田緑地へ出かけてポッカール。月曜なので人が少なくていいのです。

 園内の坂道を2度3度と上り下りし、最後に石畳の坂道を下る時には、昨日買った手回しライトを点灯させてみました(写真は自宅のベランダにて撮影)。

Pockerl0811  ニワトリの卵大のライトなのでまったく邪魔にならず、思惑どおり。薄闇の中で存在を主張しながら走り下ることができます。
 ただ、ポッカールに跨っていると股間から光を発している格好になるのですね。前方から見た人にとっては、かなり異様な光景かも。

 思った以上に重宝したのは、坂道や階段を上る時。外したライトを手に持って光らせると、足元がはっきり見えて安心です。
 心配なのは、落とした時のこと。ころころと転がってゆきやすい形状なので、坂道だったりすると大変。ストラップをつけ、手首に巻いておくのがよいと思いました。


手回しライト

2008-11-16 20:22:47 | 通販・買い物
 競馬のエリザベス女王杯、ゴールを1番で走り抜けたのはポルトフィーノ。しかし、鞍上に人なし。
 武豊騎手はスタート直後、前脚がガクッとつまずいた感じのポルトフィーノの背中から振り落とされてしまっていたのでした。

 それにしても、よく走ったものです、ポルトフィーノは。
 騎手を振り落として間もなくトップに立ち、そのままコースをきれいに回ってゴールイン。裸で走る快感がクセにならなければいいのですが。

 レースの勝者はルメール騎手の乗ったリトルアマポーラ。人気のカワカミプリンセスは2着でした。

 散歩の途中、またも寄ったホームセンターの自転車売り場で見つけたのが大橋産業の手回しライト
 ハンドルを回して充電し、LEDライトを光らせるという、電池いらずのライトです。ホルダーで自転車のハンドルバーに取り付けるようになっています。

 ひと目見て、これは自転車よりもポッカールに向いていると思いました。コンパクトで邪魔にならないし、不要の時はすぐ取り外せます。即、購入し(1580円)、帰宅してポッカール前部のハンドルバーに取り付けました。工具なしで取り付けられるのが嬉しい。よく工夫されています。

 WEBで評判を探ると、「1分の発電で90分点灯(1LEDの場合。3LEDだと40分)」とある割には照度が落ちるのが早く、照らせる距離も短いので自転車用としてはちょっと……ということらしいのですが、ポッカールだとこういった点は問題になりません。1度に走るのは数分どまりですし、地面にごく近いところに取り付けるので、けっこう明るく照らしてくれます。

 これからの季節、夕方の練習で暗い坂道を走るのは周囲の人に目立たず、迷惑をかけそう。ヘッドランプでも使おうかと考えていたのですが、これで解決。また楽しみがひとつ増えました。


剪定枝の処理

2008-11-15 20:28:57 | 園芸
 とりあえず切り終わったカナメモチのぶんをガーデンシュレッダーで粉砕しました。

 ガーデンシュレッダーを引っ張り出すのはほぼ1年ぶり。
 昨年、使い終わった後で刃を外し、砥いで油紙に包んでおいたので、それを取り付けました。砥いであるとはいえ、すでにボロボロと刃こぼれしています。でも、まあ、実用には差し支えないでしょう。

 あれこれ用を済ませていたら、シュレッダーを動かす頃には薄暗くなりかけていました。暗くなってからは、居間の明かりが頼り。夕食前に出来る範囲内でやって、あとはまた後日。

 今年、粉砕した枝や葉っぱは庭の隅に積み上げて腐葉土にするつもり。来年はフカフカの土で野菜作りをしたいものです。


夕焼けポッカール

2008-11-14 20:31:34 | ポッカール
 午後、原稿を送った後、中断していた庭のカナメモチの剪定。
 なんとか仕上げて、取り外していた小鳥の巣箱を取り付けたのですが、どうも以前と違う。方向がずれたのかなあ。
 明日、写真で確認してみよう。

 その後、日没迫った多摩川の土手へ出かけて、ポッカール。スラロームの練習をしました。

Fuji0811  写真は今夕の富士山。夕靄がかかって少し霞んで見えます。
 手前のススキは多摩川の川原に生えているもの。富士山の左手に見える観覧車やジェットコースターの軌道は対岸の丘の上にあるよみうりランド。その彼方に、時々行く稲城の南山が連なっています。

 ところで、ポッカールをしていると犬に吠えられることが割とあります。特に大型犬。
 地面に近いところにうずくまると、彼らと同じか、もっと低い姿勢になっているので、それで甘く見られるのかと思ったのですが、どうもそうではないらしい。今日の犬は尻尾を振りながら「ワンワン」と鳴いて寄ってくるのです。どうやら一緒に遊びたいらしい。
 そういわれてもなあ……。

 一番星がピカピカと輝き始める頃、家路に。土手は空が広くて、解放感があり、気持ちいいですね。