本当はもっといっぱいあるんですよね、ご当地SF。気づいたらそのたびに登録してゆけばいいのですが、つい億劫になってそのまま……というケースも多い。貴志祐介さんのSF大賞作『新世界より』だって、茨城県神栖市だとか霞ヶ浦だとかで登録できますものねえ。反省しております。
自分のことだと思うと手をつけなくても、他人に言われるとやるしかないので、皆さんぜひ投稿してください(なんて、ズボラを正当化してはいけませんね)。
本当はもっといっぱいあるんですよね、ご当地SF。気づいたらそのたびに登録してゆけばいいのですが、つい億劫になってそのまま……というケースも多い。貴志祐介さんのSF大賞作『新世界より』だって、茨城県神栖市だとか霞ヶ浦だとかで登録できますものねえ。反省しております。
自分のことだと思うと手をつけなくても、他人に言われるとやるしかないので、皆さんぜひ投稿してください(なんて、ズボラを正当化してはいけませんね)。
とりあえず、以下に投稿内容を貼っておきます。タカアキラさん、ありがとう&ごめんなさい。通信が回復し次第、本来の場所に掲載しますので、どうぞお待ちくださいm(__)m
タカアキラさん(2008年12月)
みみっちい話なのですが、机に向かっている今、私の両足は発泡スチロールの箱の中にあります。足温器がわり。
机に座ると、どうしても足元が寒い。電気ストーブをつけたり、フリース製の上履きのようなものを履いてみたり、色々やってきたのですが、ストーブは点けたり消したりが面倒だし、上履きを重ねて履くと蒸れるのか、ひんやりとした汗をかくし、決定打にはなりませんでした。
この冬はたまたま発泡スチロールの箱(クール宅配便で食品を入れてあったもの)が目にとまったので、これに足を突っ込んでみたところ、ほんわりと良い加減に温かいのです。体温があまり逃げないで、足を包んでくれている感じ。
箱は縦横30センチ、深さ15センチほど。上部の開いているところの向こう半分は、やはり発泡スチロールで蓋をしました。足の甲から指先あたりまで蓋の下に入れた状態になります
もっと寒くなるとどうなるかわかりませんが、今のところ、これで満足。ケチケチ耐寒術のヒット作だと自負しております。
国書刊行会の叢書〈短篇小説の快楽〉第3回配本『あなたまかせのお話』(塩塚秀一郎訳)にはレーモン・クノーの愉快な短篇作品のほか、巻末にクノーへのロングインタビューが収録されています。クノー自身の文学のことなど色々語られている中に、彼が積極的に関与したウリポ(潜在文学工房)の試みのこともあって、大変に面白い。
潜在文学とは、私なりに勝手に解釈すると、既存のテキストを機械的に加工したり、あるいは特別な規則に従って文章を生成させたりすることによって出来上がるテキストのうち、思いもかけない面白さを発揮するものを指す。言語空間に隠れている秘められた文学とでもいえばいいのでしょうか。
それを探し出す方法が色々あり、インタビューではマラルメの詩の脚韻部のみを取り出したものとか、『創世記』の冒頭部の名詞を、辞書の7つあとに出てくる名詞に置き換えたものなどが紹介されています。
後者は〈S+7〉法と名付けられていますが、当然、辞書によって出来上がる文章が違ってきます。7つ後の言葉にしたのは、すぐ後だと似たようなものになって面白くないということなのですが、日本語の辞書でやってみるとそうでもないようです。
試しに「我輩は猫である。名前はまだない」を、手元の『集英社国語辞典』と『三省堂例解国語辞典』で〈S+1〉法でやってみると、次のようになりました。
『例解国語辞典』は中学生向け辞書なので語彙が少なくなっていて、「若禿げ」とか「寝粉」などは出ていないのです。
ウリポの活動を「遊び」というと語弊があるかもしれませんが、こういう言葉遊びは大好き。自分なりに新しい方法を考えてみたいものです(というより、年賀状用の回文を考えなくては)。
寒くなってきたので濡れて冷えるのは困ると思い、すぐさま引き上げることに。
こんな時、ポッカールは具合が良いのです。
バイクを停めてあるのは、公園入口近くの、いちばん標高の低いところ。えっちらおっちらと登ってきた坂道ですが、下りはポッカールに跨ってあっという間。ほとんど濡れる間もないくらいでした。
下りの坂道であれば、ポッカールの逃げ足は恐ろしく速い。