今日は、いつもかまっている茶トラを呼び寄せてグルーミングしてやってたら、もう1匹、黒ネコが鳴きながら擦り寄ってきました。
右手で茶トラをかまい、左手で黒ネコをかまうという「両手に猫」状態。忙しいし、どちらの手も思うように動かすことができなくなりそうで悩ましいことになりました。
双方の同じところを掻くのはいいんですね。喉とか、額のあたりとか。
でも猫は次々に掻いてもらいたい場所を変え、「次はここ!」と差し出してくる。しかし、そういわれても、右手と左手で違う動きをするのは、私には難しすぎます。
これも慣れると簡単になるのかしらん。猫じゃらしの達人への道は遠い。
『野良猫ロック』シリーズは日本映画を熱心に観始めた頃のお気に入りでした。長谷部監督と藤田敏八監督とで計5本作られたようです。
一般には2本目の『ワイルド・ジャンボ』(藤田監督)が有名ですが、1作目の『女番長 野良猫ロック』も忘れがたい。とりわけ、和田アキ子の歌が印象的でした。
このシリーズは、当時、私が住んでいた西新宿の浄水場跡地でロケをした場面があったと思います。そのあたりも親しみを感じた要因だったかもしれません。
長谷部監督はその後、刑事もののテレビドラマでヒット飛ばされたそうです。残念ながら、私は未見。
とはいうものの、『野良猫ロック』シリーズで楽しませていただいただけでも、ずいぶんありがたかったと感じています。合掌。
「栗本薫さん、お別れの会」のお知らせ。
7月20日(月)、午後1時から。九段会館大ホールにて。
ハガキでの応募が必要なようです。
色々なものが捨てられなくて困っているワタシですが、このケーブル類も捨てられないもののひとつ。電源ケーブル、オーディオケーブル、ビデオケーブル、パソコン関係のケーブル……さまざまな被覆銅線が溜まって箱1杯あります。
まあ、溜めてあるのを活用して助かることも時々あるのですが、ちょっと多すぎ。
今日はとりあえず分類して、絶対に使わないケーブル(古いゲーム機――任天堂のテレビピンポンとか――の電源ケーブルとか、古いカセットデッキ関係のケーブルなど)を捨てるようにしてみました。でも、ほとんど減りません。
捨てる分は昔なら屑鉄屋さんに持ち込んだところですけれど、今はどこで処分してもらうのですかねえ。一応、資源なんですよね。
それは「大人向け娯楽映画の真骨頂『大陸横断超特急』」という文章を目にした時のこと。
この時の気分を何といえばいいでしょうか。懐かしい昔に不意打ちを喰らった驚きと、喜び。「そうだ! この映画があったんだ」と、気持ちのどこかに力こぶが盛り上がるのを感じました。
その次に思ったのは、あんなに入れ込んでいた映画を、どうして今の今まですっかり忘れていられたのだろう? ということ。
1970年代。映画をずいぶんと観た中でも屈指のお気に入りといってもよかったと思います。それなのに記憶の底の底に埋もれて思い出すことがなかったのは、観たのが20代も後半になってからだったせいでしょうか。それと同時に、この映画の評判を目にすることがずっとなかったせいもあるかもしれません。
ああ、無性にまた観たくなってきたぞ。時間が出来たら借りてこよう!