惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ミニトマト収穫

2009-07-02 20:58:56 | 園芸
 プランターで育てているミニトマトの実を、今年、初めて収穫しました。
 とてもきれいに出来ているけれど、食べてみると、皮が硬く、甘さもいまひとつ。

 少々がっかりですが、まだ時期が早いので、これから暑くなり、お日さまをしっかり浴びれば甘くなるのではと期待しております。
 トマトづくりはほとんど初めてといっていいので、まだまだ手探り状態です。肥料のやり方もよくわかりません。

Tomato0907  写真は枝で収穫を待つミニトマト。まだまだ青いのですが、右の方にひとつだけ、赤くなったのが写っていますね。これは数日中に採るつもり。

 〈ナンクロメイト〉8月号発売中。担当の新刊紹介欄で次の3冊を取り上げています――

  • 倉阪鬼一郎『遠い旋律、草原の光』(早川書房)
  • 藤森照信『ツバキ城築城記』(日経BP社)
  • マルコ・イアコボーニ『ミラーニューロンの発見』(塩原通緒訳、ハヤカワ新書juice)
 倉阪さんの『遠い旋律――』には楽譜の暗号が登場し、譜面も載っています。息子に「弾いてみて」と持っていったのですが、「これは弾けないよ~」と拒否されました。ミステリには奇妙なものが登場するんですね。

『光瀬龍 ― SF作家の曳航』

2009-07-01 21:18:16 | 本と雑誌
 という本が出ています。
 内容はエッセイ、大学時代の未発表作品「肖像」、単行本未収録作品など。口絵の肖像アルバムから年譜、解説まで、びっしり詰まった296ページ。

Mitsuse

発行:ラピュータ(http://www.laputa.ne.jp
定価:本体2400円+税

 責任編集をなさった大橋博之さんの「編集後記」によれば――

 光瀬龍先生が残したエッセイの数々に、先生自身のことを語ったものが多いことに気付いた。そしてそれは意外なほど様々な時代を記録している。
 ふと、これを集めて年代順に並べ変えてみれば『光瀬龍 自伝』が出来るのではないか? と考えたのが、そもそもの発端だった。
 このとおりで、各篇に付けられた大橋さんの「解題」の助けも借りれば、作家・光瀬龍の足跡がひしひしと伝わってきます。光瀬ファンならずとも、日本SFに関心のある方には見逃せない1冊。

 ほぼ同時に、大橋さんが資料を提供なさった展示会も開催されます。
 今月3日から9月27日まで、弥生美術館にて『昭和少年SF大図鑑――S20~40'ぼくたちの未来予想図』。SF雑誌の表紙や口絵に表現されたレトロフューチャー図の数々にわくわくしましょう!