惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

投票第2号

2011-01-05 21:26:14 | まち歩き
 このところ、ブログを更新する時間がなかなかとれなくて申し訳ありません。
 遅くなりましたが、「ベストSF2010」の投票、2人目はこりさんでした。こりさん、ありがとうございます。

 3日に正月吉例の七福神巡りに行きました。今年は、昨秋、新しくできたという雑司が谷七福神。
 寄り道しながらゆっくり歩いて1時間半、歩数にして約4500という短いコース。

 豊島区と文京区の境目にあり、霊園や鬼子母神、日本女子大の近所などを巡るのですが、坂道があり、古くからの入り組んだ路地があり、チンチン電車(都電荒川線)の小さな鉄橋ありと、歩いていてとても楽しい道でした。
 今度は七福神に関係なく、散歩に出かけてみたい。

Zoshigaya1101b 写真は吉祥天がおられた清土の鬼子母尊神出現所のお堂。
 背後の巨木はケヤキでしょうか。小さいけれど、趣のあるお宮でした。
 (クリックして大きくした画像を交差法で立体視してください)


投票第1号

2011-01-02 21:32:29 | SF
 「ベストSF2010」、投票第1号は毛利信明さんでした。毛利さんは2年連続のいちばん乗り。
 ありがとうございました。

 〈ナンクロメイト〉2月号発売中です。担当の新刊紹介欄で次の3作品を取り上げています――

  • 星新一+星マリナ著、江坂遊編『スター・ワーズ 星新一の名言160選』(樹立社)
  • 伊藤一彦監修、真中朋久編集『河野裕子 シリーズ牧水賞の歌人たちVol.7』(青磁社)
  • ジョー・ウォルトン『英雄たちの朝 ファージングI』(茂木健訳、創元推理文庫)
 『英雄たちの朝』は〈ファージング三部作〉を代表して。この歴史改変ミステリはすごく良く書けています。

初春の香り

2011-01-01 21:30:28 | 日記・エッセイ・コラム
 明けましておめでとうございます。

 昨年は、はやぶさの帰還に素晴らしい感動をもらいました。
 物語としても、はやぶさのミッションは多大なヒントを与えてくれます。

 まず、帰還する物語であること。
 SFは遠くに行く物語が多く、また帰還したとしても、それが脅威であったり、ふるさとからの阻害を受ける結果になったりするのですが、はやぶさは違いました。
 ふるさとを目前にして、自らは息絶え、ふるさとの人々に「宝物」を届けたのです。その「宝物」は、私たちが何者であるか、これからどこを目指せばいいのかを教えてくれるものになりそうです。

 そんなことを大晦日から元旦にかけて考えていました。
 さて、今年はどんな年になりますやら。どうぞよろしくお願いします。

Robai1101 今年もできるだけステレオグラムを掲載してゆきたいと考えています。

 年の初めはロウバイ。
 この花は早いですね。もう咲いて、清冽な香りを漂わせています。
 年賀状を出しにゆく時、あるお宅の玄関脇に咲いているのを撮らせてもらいました。
 (クリックして大きくした画像を交差法でご覧ください)

 さて、今年もベストSF2010の投票を受け付けます。
 2010年に出たSFの本で、良かったものを教えてください。詳しくはこちらを。