惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

リオ五輪さらに

2016-08-20 21:13:05 | リオ五輪

 昨夜は男子レスリングの序盤の試合と、男子50キロ競歩の終盤を見ました。
 競歩は、荒井広宙(ひろおき)選手が3番手につけながら、カナダのダンフィー選手に追い上げられ、ついに抜かれてしまった。しかし、ここで荒井選手の闘争心に火がついた。歩きのギアをチェンジし、ダンフィー選手を抜き返して、そのままゴール。
 抜き返す際に接触があったのには気がつきました。でも、まあ、どっちもどっち。おあいこみたいなものだと受け取っていました。ダンフィー選手はよろめいたけど、接触の瞬間ではなく、少したってから。その後も、よろめいてはまた立て直したりで、4位ゴール。
 荒井選手の銅は良かったな、と思いながら就寝しました。まさか、一時は失格になっていたとは。

 起きてからは、録画してあったシンクロナイズドスイミングのチーム・フリールーチンとレスリングのその後。
 シンクロは、優勝したロシアの演技の素晴らしさに目を見張りました。断トツ。日本は「アマテラス」という見どころ豊富なプログラムをほぼ問題なく演じ切りました。4位のウクライナとの差ははっきりしていたと思います。
 レスリング57キロ級決勝、樋口選手は惜しかった! 終盤、ジョージアのキンチェガシビリ選手が用心して、右脚へのタックルが入らなくなったことが響いた。何か代わる作戦があれば、と思いました。

 そして、陸上男子400メートルリレー。
 日本、4人とも速い! 優勝したジャマイカに引けをとるどころか、第3走者の桐生選手あたりでは上回っていたのでは。さすがに最終走者のボルト選手には離されましたが、それでもケンブリッジ飛鳥選手の食い下がりに、ボルト選手も本気を出していました。
 実況アナウンサーは絶叫。桐生選手はケンブリッジ選手に抱き着いて飛び撥ねる。私もテレビの前で手を叩きながら「銀! 銀! 銀!」と叫んでいました。

 終盤に来ても、こんなに盛り上がれるとは。リオ五輪、素晴らしい。


小雀

2016-08-19 21:30:08 | 動物

 バドミントン女子ダブルス決勝は、朝、録画放映で確認。タカマツペア、本当によく息が合ってます。連携が見事で、優勝を決めた5連続ポイント奪取は神がかってました。おめでとうございます。

 表彰式の後、五輪全体の印象を聞かれた高橋選手が、「ずっと集中していて、夢の中にいるようでした」という意味の答えをしていましたが、本当にそうなんだろうなと思いました。すべての意識を勝負に向けたため現実感が乏しくなるような時間。そんな中に選手たちははいるということなのでしょう。
 それを「夢」といい、「魔」といい、「祭」という。それがオリンピック。

 レスリング女子で金メダルをとった川井梨紗子選手の決勝戦は生放送を見ました。起きたら、ちょうど始まるところだった。強い。完勝でした。

 吉田沙保里選手の試合は、初戦と準決勝と決勝を見ました(初戦のみ生放送で)。
 決勝のヘレン・ルイーズ・マルーリス選手との対戦。第2ピリオド開始後、間もなくバックを取られてからの吉田選手は、相手の攻撃にやや腰が引けているように見えました。それで攻撃のリズムが作れなかったのでは?
 「絶対王者」の敗北。いつかやってくる瞬間が、今朝だったということなのでしょう。銀メダルの吉田選手は謝る必要はないと思いました。ここまでが凄すぎたのです。

 で、その後、パソコンに向かっていたら、ダルビッシュ有投手のこんなツイートが。マルーリス選手が、ダルビッシュさんの妻・山本聖子さんの教え子だというのです。

 マルーリス選手の試合は初戦も見ましたが、チャンピオンにふさわしい、意欲的でキレのある戦いっぷり。
 小さい頃(1990年代後半?)、レスリングを始めた時、両親は「女の子だからやめなさい」と反対したけれど、2004年のアテネ大会以降、オリンピックの種目に女子レスリングが入ったことから、その道もあるか、と認めてくれたとか。憧れは、今日、倒した吉田選手。そのライバルだった山本聖子さんに教えを受けていたというのですから、なんとも不思議な因縁を感じます。

 庭にいたコスズメ。

 スズメガの仲間ですが、まるでジェット戦闘機のような流麗な姿形。茶色の濃淡で決めた配色も素敵です。


不屈

2016-08-18 20:29:33 | リオ五輪

 朝、起きてテレビをつけると、女子レスリングの土性選手が決勝戦のマットに上がったところ。伊調選手、登坂選手はすでに金メダルを獲得していました。
 土性選手の試合はリードを許したまま後半も残り数十秒。ヤバイぞ、と思ってハラハラドキドキで見ていると、終了間際にタックルを決め、優勝。同点ながら内容で上回っての判定。素晴らしい。

 後でニュースを見ると、伊調も登坂も残り3秒、2秒での逆転優勝だったという。日本女子レスリング選手の強さ、集中力に驚きました。

 その次に見た卓球男子団体決勝の水谷選手の戦いぶりも同様でしたね。フルセットで相手にマッチポイントを握られながらも、粘りに粘って5連続得点。見事な逆転勝利でした。

 こうした結果を見ていると、アスリートに必要な精神力を感じます。キレてはだめなんですね。どこまでも勝利にくらいついてゆくこと。このオリンピックではそれを存分に見せてもらっています。


卓球女子団体

2016-08-17 20:47:19 | リオ五輪

 台風7号の風雨は日付が変わる頃がいちばん激しく、その後は驚くほど静かになって、朝にはすっかり青空が広がりました。

 さて、オリンビック。昨夜は、バドミントン女子ダブルス準決勝戦でタカマツペアが勝ったのを見届けた後、卓球女子団体3位決定戦を視聴。
 といっても、最後まで付き合うことはできず、途中からは録画。続きを、今朝、起き抜けに続きを見ました。本人はこれでもしっかり応援しているつもり(軟弱でスミマセン)。

 日本、見事な勝利でした。石川選手が逆転で最初のゲームを取って以降、伊藤選手が勝利を決めるまで、ずっと高揚感が続いていました。彼女たちの集中力が伝わったのでしょうね。
 福原愛選手の止まらない涙と、「苦しいオリンピックだった」という言葉から、大変な重圧と戦ったことが伝わってきました。ロンドン、リオ、東京と続くオリンピックの流れを、自分がうまくコントロールしなければいけないという責任感を背負っていたのでしょう。お疲れさまでした。

 その後、さらにバドミントン女子シングルス準決勝。奥原希望選手と山口茜選手、日本人同士の対決はどう考えてももったいない。
 最初のゲームは山口選手がとったものの、その後は、技量と体力に勝る奥原選手が勝負を支配。実力の差を見せつけました。

 ダブルス、シングルス、両方じっくり見ましたが、バドミントンもとても面白い。面白いけれど、あれこれ見るのも大変。そして、ああ、今夜も明日も、まだまだ続く……。


卓球男子団体

2016-08-16 20:11:29 | リオ五輪

 ドイツとの準決勝戦。
 朝、結果を知ってから、テレビ東京の録画放送を見ました。ちょっと軟弱かな。

 でも、良かった! 素晴らしい!
 決勝戦は必ず、生で応援します。

 台風7号が伊豆諸島沿いに接近中ということで、日中は時おり激しい雨が叩きつけました。
 そして、降らない時には青空が広がったりと、天候の変化が激しい。

 夕方、雨の止み間を狙って自転車で買い物に出かけました。
 その他の時間は、家で読書。アザミウマの勉強などをしておりました。