惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

ハメネイ師が安倍首相に言ったこと

2019-06-15 21:28:41 | 国際・政治

 ホルムズ海峡で緊張が高まっていますが、その直前、イランのハメネイ師が安倍首相との会談後に出した声明の要旨が、昨日の毎日新聞朝刊に載っていました(小山由宇記者による記事)。

 ハメネイ師の口調は厳しい。
 安倍首相はトランプ大統領が直接交渉を望んでいると伝えたようですが、それに対するコメントは――

 あなたは「トランプ氏は『米国との交渉がイランの発展につながる』と述べた」と言ったが、交渉などなくても、制裁下であっても、我々は発展する。

 そして、安倍首相には自分の米国観を語ったようで――

 あなた(安倍首相)が米国が自分たちの考えと信念をいつも他国に押しつけようとしてきた事実を認めたことは良かった。米国人が自分たちの見方を他人に押しつけるのに際限がないことを知ったことも良かった。

 米国がひどい国だということは分かっているだろう、という口ぶりです。

 これに対し安倍首相がどういう反応を見せたかは不明ですがウォールストリートジャーナル紙は「中東和平の調停役としてのデビューは厳しい結果に終わった」と論評しています。


捕獲器

2019-06-14 21:21:33 | 園芸

 昨夜は仕事に専念してました。

 今日も似たようなものですが、合間にウリハムシの捕獲器をつくりました。
 手のひら大の、口の大きなペットボトルの入口に丈夫なポリシートで「返し」を取り付け、中に入った虫が這い出しにくいようにしただけですが、いろいろ調べてみても、これがいちばん効果的なようです。

 ウリハムシに天敵はいないようですし、退治するには薬を使うか、手でつかまえるしかないようなのです。で、手で捕獲するためにこんなものを。

 さっそく使ってみましたが、わりとうまくゆきます。
 羽のある虫なので、捕まえようとすると飛んで逃げることもありますが、2回に1回か、それ以上の確率で瓶のなかに虫を落とし込むことができます。ウリハムシだけでなく、カメムシなどもこれで大丈夫。蓋もできるので、逃げられる心配はまずありません。

 いつも見回るわけにもゆかず、時間があり、気が向いた時だけという気休め的なものですが、それでも少しは「やったぞ」という気持ちになれます。
 これから、畑に行く時はいつもこれをポケットに入れておくつもり。


瓜羽虫

2019-06-12 21:20:57 | 

 今日も梅雨空。雨こそ降りませんでしたが、どんより曇り空で、肌寒い感じ。

 畑ではキュウリやスイカが育っています。そこへ来て葉を齧るのがウリハムシ。
 今朝はキュウリのすぐそばに植えてあるトウモロコシの葉っぱの上でこんなことしてました。

 卵は土の中に産み、幼虫は作物の根を齧るらしい。地上も地下も害するという、始末に負えない困った虫なんです。
 見つけたら、手でつかまえて潰します。
 わりと簡単につかまえられるのはいいんですが、いかんせん数が多い。収穫後のニンニクの茎をキュウリのまわりにぶら下げてありますが、少しは嫌がってくれるでしょうか。


葱苗

2019-06-11 21:07:01 | 市民農園

 起きぬけにサッカー女子W杯日本vsアルゼンチン戦。録画で見ました。
 結果は0-0の引き分け。

 圧倒的に日本が攻める展開だったのですが、アルゼンチンは「勝つ」のではなく「負けない」試合を目指し、まんまと成功した形。日本がボールを持つとセンターラインより前には選手を出さず、がっちりゴール前を固める姿勢をつらぬきました。
 それにしても、日本は決定力がなかった。いや、1度は決定的なチャンスがあったのですが、シュートが枠をとらえられませんでした。
 願わくば、若い選手たちが次の試合ではもっと成長していることを。

 市民農園。ネギ苗を植えました。
 普通はこのスペースに1列、25本程度を植えるのでしょうが、板を利用して3列、70本あまりを植え付けました。

 どれがネギの苗だかよくわからないのは、根元に干し草を敷いたのと、苗そのものがへなへなだから。シャキッとした立派な苗を作りたいのはやまやまですが、なかなか難しい。大部分は1月に種蒔きをした「おてがる一本ネギ」。大きめなのは、昨年の下仁田ネギの使用後の根元を土に埋めて育てた「再生ネギ」です。
 育ちきるのは晩秋になるでしょうか。ネギ作りは時間がかかります。


虫食い

2019-06-10 20:52:26 | 園芸

 一日雨降りで、結局、散歩にも出かけませんでした。入梅以来、ずっとこんなお天気で、ここまで真面目に梅雨をやらなくてもいいのにと、うらめしく思います。

 2階ベランダでキャベツの苗を育てています。
 セルトレイからポットへ移植して4日目。順調に育っていると思いきや――

 こんな虫食いの跡がたくさん。27本、育苗中ですが、ほとんどといっていいほどのキャベツが食われています。
 裏返してよく見てみると、1ミリほどの小さな青虫が。

 日中はベランダの床に置き、夜は室内に取り込んでいて、蝶が卵を産む機会はないはずと思っていたのですが、セルトレイからポットへ移植する際、半日ほど庭に下ろしておいたことを思い出しました。
 たぶん、あの時、モンシロチョウがやって来て、丁寧に卵を産みつけていったのではないでしょうか。それが孵化して葉っぱを齧り始めた、と。

 被害が拡大してはたまらないので退治しましたが、それにしても虫たちは実に小まめに生存の機会を窺っているんですね。感心しました。