惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

貼り紙

2020-03-14 21:17:21 | 日記

 朝からの雨が夕方にはボタン雪に変わりました。最低気温を記録したのは、なんと午後5時前で 0.6℃(隣町アメダス)。
 この寒さの中、都心ではソメイヨシノが開花したそうですが、多摩地区のこのあたりでもつぼみが赤く色づいています。そこにボタボタと雪が。

 そんな光景を見ながら傘を差して散歩していると、親水公園のフェンスに貼り紙がしてあるのに気づきました。

 川を管理している都の建設局からのお知らせで、河川敷利用者への注意が書いてあります。

 屋外のこんなところでも、新型コロナウイルスへの対策が立てられているんですね。凄い春になりました。


2020-03-13 20:18:49 | 市民農園

 朝、市民農園へ出かけ、ひさびさに畑を耕しました。

 冬の間も毎日のように通ってはいるのですが、作付けはしないので、ずっと鍬はふるわずじまい。
 そろそろソメイヨシノも咲こうかという時期になり、種蒔きもしてみようかと。

 畝の一部を耕し、元肥も投入して、ニンジン栽培の準備です。

 市民農園でニンジンを作ろうとするのは初めて。
 どうも苦手意識があって、敬遠していました。プランターで何度か挑戦したものの、うまくゆかなかったのです。
 失敗の原因は、たぶん、種蒔き後の水分管理。人参を発芽させるのには、乾燥は厳禁なんだそうです。

 今回の挑戦はうまくゆくかな。雨が降り、暖かい日がつづきそうな時を見て、種蒔きをしてみます。


個人的見解

2020-03-12 20:28:56 | 日記

 国会、大丈夫ですか?
 なんか不条理劇みたいなことになってるようですが。いや、個人的見解ですが。

 もう少し続けると、国会議員のウグイス嬢報酬問題と東京高検の検事長定年延長とは関係あるのか。それが法務大臣の支離滅裂な答弁の遠因となっているのか。
 ごり押し、無理筋を通そうとして、色々な人が奇妙なことになっているみたいだし、国の政治というか、国そのものが変てこりんになっているような印象があります。いや、個人的見解にすぎませんが。

 夕方、ハケの坂道を上って深大寺方面へ。山門前のベンチで若い外国人女性3人がお菓子を食べていました。ここなら感染症もあまり気にならないでしょうしね。

 ハケの坂道を下って帰宅する途中、野川の向こうに見えた細長い雲。

 顔の長い怪物が右へ向かって這ってゆくようで、見飽きませんでした。冬空ではなく、春の雲ですね。今日も暖かかった。


別役実さん

2020-03-11 20:58:43 | ひと

 別役実さんが今月3日に亡くなられたとか。享年82。
 劇作家でエッセイスト、童話作家、評論家など、多彩な著述活動をなされました。ま、基本的には不条理演劇の第一人者ということになるでしょうけど。

 「べつやく・みのる」と呼ばれましたが、お父さんが高知の人なので本当は「べっちゃく・みのる」なのだと思います。高知では「別役」は「べっちゃく」なのです。香我美町にある集落の名が起源とされています。娘さんはユニークなイラストレーターで「べつやくれい」と名乗っておられますね。

 別役実さんの文章が大好きです。舞台は見たことがなく、もっぱら本を読むだけのいけないファンですが。

 出会いは、私が大学3年の頃(1972年)だったと思います。NHKテレビ「おかあさんといっしょ」の、毎週1回あった「おはなしこんにちは」というコーナーで、別役さんが書き下ろされた童話が朗読されていて、たまたまそれを視聴し、すっかり魅了されてしまったのです。後に『淋しいおさかな』(三一書房/PHP文庫)にまとめられる作品群で、何度も読み返しました。大傑作。
 その後、戯曲を活字で読んだり、『虫づくし』などのエッセイや犯罪に関する評論など、ずいぶん楽しませてもらいました。どうもありがとうございました。

 大学生の私がなぜNHKテレビの「おかあさんといっしょ」を見ていたかについて付記しますと、当時、江東区で倉庫兼住宅の屋根裏部屋のようなところを借りていたのですが、そこの大家さんが、「これいらないから、良かったらどうぞ」と、古い白黒テレビを譲ってくれたのです。あまり見ずに、もっぱらラジオばかり聞いていたように思いますが、この番組だけは別で、夕方の再放送を見たくて、放映日は学校から急いで帰ったように記憶しています。
 「おはなし」があまりにも面白かったので、それを朗読している田島令子さんまでお気に入りになったほどでした。


雨中散歩

2020-03-10 20:13:43 | まち歩き

 暖かい春の雨。ほぼやんでいるかと思えば、わりと強く降ったり。傘差して歩いていると、少し汗ばんできました。

 行ったのは、まず、駅前の本屋さん。
 昨日、書いた『つげ義春大全』の予約申し込み。といっても、予約自体は専用はがきに自分で記入して投函するのですが、そこに受け取る書店のスタンプを押してもらう必要があるのです。
 カウンターで申し出ると、さすがは地元の本屋さん。よくわかっているようで、はがきを取り出してスタンプを。要領を説明してくれて、はがきと予約票を渡してくれました。
 あとは、はがきに記入して投函するだけ。

 その後、店を出て甲州街道を渡り、電気通信大学の構内を抜けました。
 今は試験期間中らしく、「静粛に願います」という看板が通路に立っていました。

 大学の西門を出て、さらに北へ。野川まで歩いて、川沿いを下って家まで。約6000歩でした。