金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

GPS、本当に必要なのは「山」じゃなくて「街」?

2012年04月02日 | 

今年ガーミンのGPS Etrex 20jを買ってから、山に行く時はGPSを携行している。昨日も西武秩父線の芦ケ久保の南の山を歩いたが、GPSをポケットに入れていた。

「takegawaPDF.pdf」をダウンロード

GPSの使い方は簡単だ。

山に行く前にパソコン上の地図ソフト「カシミール」で登山ルートをプロットし、GPSに取り込んでおく。次に登山口についたらGPSを起動し、あらかじめ作成しておいたプロット付の地図を呼び出す。

こうしておくとGPSが実際に歩いた道を自動的に記録してくれる。添付ファイルの地図でいうと赤い線が山に行く前に作った登山ルートで青い線が実際に歩いた道筋だ。

時々二つの線はずれている。カシミール上の登山道と実際の登山道が違う場合もあるし、登山道を離れて林道をたどった場合もある。

GPSが威力を発揮するのは、道のない藪山、沢筋、雪山だ。奥武蔵辺りの尾根道でGPSを使う必要はないが、買ってみると使いたくなるのが人の常だ。でもGPSが本当に必要なのは山じゃなくて日常の暮らしではないだろうか?

考えてみるとこれからの長い人生には不確かなことが多い。自分が立っている場所だって分かっているようで曖昧かもしれない。将来へ向かってしっかりしたプロットがあり、今の立ち位置がハッキリ見えるGPSがあれば良いのに・・・・と思うのは僕だけだろうか。

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武川岳、爽やかな早春の奥武蔵

2012年04月02日 | 

4月1日(日曜日)会社の山仲間2人と奥武蔵の武川岳を歩いた。午前8時28分に所沢から快速急行に乗り、1時間で芦ケ久保に到着。芦ケ久保から予約していたタクシーで大栗沢入口へ、タクシー料金は3千円強だ。大栗入口出発は9時55分。20分弱林道を歩いて10時13分登山道入口。

Start

20分程ジグザグの急斜面を登ると見晴台分岐に到着。見晴台を往復してみたが、さほどの見晴らしはなかった。11時25分武川岳(1,052m)頂上。視界は南方のみに広がるが、明るくて広闊な頂上は気持ちが良い。

Southfrompeak

Eastfrompeak

頂上でお湯を沸かしゆっくりラーメンを食べる。3名程度だとランチに時間をかけることができる。12時5分武川岳出発。雑木林の中の急斜面を降り、蔦岩山を目指した。蔦岩山に向かう道には小さな岩が露出していて尾根道に変化を与えている。

Rocky

鳶岩山の先から武川岳を振り返ると大きくてのっそりした頂上が見えた。

Takegawapeak

焼山に向かう尾根道は林道と並行している。尾根道は小さな起伏があり、面倒なので焼山の手前から林道を歩いたところ、焼山の東を巻いてしまった。途中から急斜面を登り直し登山道に戻ったが、林道を真っ直ぐ下ると横瀬川の方に下ってしまう。まあ、ちょっとした楽をしようなどと考えずにひたすら尾根を歩くのがここは正解のようだ。

登山道に戻ると二子山の急登が待っていた。写真は二子山雄岳頂上付近の露岩帯から見た武甲山だ。

Bukousann

二子山からは奥武蔵特有のネバネバして滑り易い急斜面の下りが続いた。潅木を結ぶロープに時々すがって下った。

Sloppy

15時5分芦ケ久保の道の駅に到着。缶ビールで乾杯し、30分後には快速急行に乗った。

この日の登山は私にとって急性前立腺炎で入院してから、初めての縦走だった。ハイキングのガイドブックによると中級の山になっているが、結構足に応えた。筋肉痛は1日経った今日も残っている。1ヶ月入院しただけでそんなに足の筋肉は退化するのだろうか?それとも体全体がまだ復調していないのか・・・・

天気が良く爽やかな登山だったが、多少の不安をもたらした一日でもあった。


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中国PMI指数堅調で円は底堅く

2012年04月02日 | 投資

昨日中国政府が発表した3月のPMI(購買担当者指数)は、市場の予想を上回る53.1だった。欧州経済の成長が見込みにくく、米国景気も足取りが弱い中、中国の需要の強さは世界経済から見て歓迎されるべきことだ。

ただし中国政府が発表しているPMIは大企業中心のもので、HSBCが発表したPMIは48.3と5ヶ月連続の低下となった。

政府が発表したPMIのサブインデックスの中で工場出荷を示す指数は前月の51.0から55.1へ急増した。工場出荷増は輸出増を大幅に上回っているので、PMIの増加は主に内需が牽引していると考えられる。

中国政府は預金準備率の引き下げを実施する等緩やかに緩和政策に転じている。市場参加者の間では中国政府はインフレ抑制のためには、経済成長の減速が必要だと認識しているが、必要とあれば成長支援策を取る準備があるだろうという見方が強くなっている。

外為市場では豪ドルが急進し、その後円も対ドルで強含んでいる。

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