G20の後行われたトランプ・習近平のトップ会談の結果、来年1月から90日間関税の引き上げを見合わせることを決めた。
トランプ大統領は貿易交渉がうまくいかない場合は来年1月から関税を25%に引き上げると脅しをかけていた。
アナリストの事前予想では「ある程度話が進んでも25%の関税に進む」と判断する向きが4割、「25%への関税引き上げは見送られる」と判断する向きが3割だったから、ディールの成果は予想よりも少し良かったようだ。
BBCのニュースを読むと、米国は90日以内に交渉の進展がないと延長期間終了後に直ちに関税を引き上げると述べているのに対し、中国は1月以降追加関税はないと述べている。
また中国は米国産の農産物、エネルギー、産業機械等を大量に購入することに同意したと米国側は発表している。
細かいことは今後明らかになっていくだろうが、両国が話し合いのテーブルに着くことに合意したことは大きい。
週明けの株式相場はまず買い優勢で始まるだろう。