金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

寒風の富士見台高原トレッキング

2021年12月28日 | 
 富士見台高原は中部地方の人にはよく知られている場所だと思いますが、関東地方の人にはそれほど有名な場所ではないと思います。私も今回の登山計画が持ち上がるまでよく知りませんでした。
 富士見高原はヘブンスそのはらスキー場の上に広がる高原で一番高いところが標高1,739mです。ヘブンスそのはらのホームページには「富士見高原といってもそこから富士山が見えるわけではなく、富士山が見たいと言う願望を示す言葉」という説明がありました。
 さて前日昼神温泉に泊まった我々は12月25日土曜日朝8時ごろ宿を出発して車でロープウェー乗り場を目指しました(20分ほどで到着)。
 ここのゴンドラ・リフト券は年齢階層が細かく分かれていて、70歳以上はプラチナ券で2千円でした。55歳未満の人の2/3の値段です。歳を取るといいこともありますね。さて9時にリフト終点から林道歩きが始まりました。
高原という名前のとおり標高差のあまりないアップダウンが続く雪道を歩いていきます。
 時々雪をまとった美しい木々を目にします。
11時45分頃山頂到着。風が強く寒かったです。
 晴れていると南アルプス南部の眺望を楽しむことができるのですが、この日は山脈の上部は雲に覆われていました。
午後2時半ごろ山頂駅に戻りました。
富士見台高原は名古屋からだと車で一時間半ぐらいの距離ですが、東京からですと4時間近くかかります。富士見の名前のつく場所としては東京からは、富士見パノラマスキー場が近いですね。富士見パノラマスキー場の上には入笠山があります。入笠山へはスキー場から1時間強のハイキングです。入笠山からは富士山の眺望を楽しむことができますから、二つの富士見の命名の由来は異なるかもしれませんね。
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旅の割り勘はPayPayで

2021年12月28日 | デジタル・インターネット
 デジタルトランスフォーメーションが進み、PayPayなどキャッシュレス決済を利用する人が増えています。
 1人でお店に支払いをするときは、自分でPayPayやSuicaなどを使って支払いをすればよいのですが、問題は多人数の飲食代や高速代金やガソリン代など共通費の精算です。
 精算のために現金を用意したり、集金しお釣りを渡すなどというのは手間がかかるものです。
 それを解決してくれるのがPayPayの「送る・受け取る」機能や「わりかん」機能です。PayPay以外にもLineなどにも同じような機能がありますが、使ったことがないので、実際に使っているPayPayを例に簡単に説明します。
 PayPayの「送る・受け取る」をタップすると「携帯電話番号・PayPayIDで検索」が出てきますから、「お金を支払いたい」または「請求したい」相手を選び送金または請求の手続きを行います。
 なお相手側の本人確認登録などのため最初は少し手間取る場合があるかもしれませんが、慣れるとスムーズです。
 以前はグループで山旅を終えた後、エクセルを使って共通費を合計し、一人当たり負担金を出して、幹事の銀行口座に送金して貰っていました。銀行送金は場合によっては手数料がかかっていました。
 でもPayPayを使った精算を利用して、できる限りその都度精算をしていくと幹事の手間は大幅に削減されます。ジャラジャラ小銭を持ち歩く必要もありませんしね。旅慣れたシニアの男女がPayPayでさっさと割り勘して飲み屋を後にする・・・おしゃれだと思いますね。

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本気に近かった冬の木曽駒ケ岳

2021年12月28日 | 
 昨日(12月27日)木曽駒ケ岳(2,956m)にチャレンジした。ルートは千畳敷ロープウエイで千畳敷まで登り、そこから乗越浄土を越えて木曽駒ケ岳にいたるというもの。先週から日本海側を中心に各地で豪雪が降り、高い山では烈風が吹き荒れているので登頂は難しいと考えていたが、稜線に達する乗越浄土(2,858m)までは登ろうと腹積もりはしていた。
 8時11分に前日泊まった駒ヶ根リンクスアンドリゾートの前の「駒ケ池」バス停からロープウエイ乗り場行バスに乗車した。この便が冬の始発だ。
 余談ながらこの日の駒ヶ根リンクスエンドリゾートの宿泊代は朝食付きで約8300円だった。豪華なホテルの雰囲気やおいしい朝ごはんのことを考えるとお値打ち感が強い。シーズンオフの冬ならでわの料金かもわからない。
 なお前日の夕食はホテルから徒歩5分の南信州ビール味わい工房で楽しんだ。
 9時30分完全装備でロープウエイ山頂駅を出発。 
単独の先行者が千畳敷の膝位まで潜る雪原を歩いていくのが見えたが、風雪で時々足跡はかき消されていく。
千畳敷から乗越浄土に登るルンゼ状の斜面は雪崩が出やすいところだが、積雪量から判断して雪崩れる可能性は低いと考え直登を続けた。
 しかし乗越浄土の直下の急斜面はクラスとして、ダブルアックス(ピッケルとアイスバイルの二本使い)でないと危険だと判断して、装備を持っている2名以外はここから引き返すことにした。雪が降り続き、この後さらに天候の悪化が予想されたからだ。
ダブルアックスチームも斜面を登り切った後すぐ下山に向かった。
時計を見ると11時10分である。
約1時間でロープウエイ駅に戻り、12時55分のロープウエイ(1時間に1本)で下山した。
 我々の山の会では毎年年末に蓼科山など2500m級までの雪山を登っているが、3千メートル級の雪山にチャレンジしたのは初めてだった。
 木曽駒ケ岳はアルプスの中では登りやすい登りやすい冬山なのだが、それはロープウエイを使ったアプローチが容易ということで稜線にでると寒気と烈風の世界であることには変わりはない。
 久しぶりに本気に近づいた冬山を経験することができて良かった。
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