富士見台高原は中部地方の人にはよく知られている場所だと思いますが、関東地方の人にはそれほど有名な場所ではないと思います。私も今回の登山計画が持ち上がるまでよく知りませんでした。
富士見高原はヘブンスそのはらスキー場の上に広がる高原で一番高いところが標高1,739mです。ヘブンスそのはらのホームページには「富士見高原といってもそこから富士山が見えるわけではなく、富士山が見たいと言う願望を示す言葉」という説明がありました。
さて前日昼神温泉に泊まった我々は12月25日土曜日朝8時ごろ宿を出発して車でロープウェー乗り場を目指しました(20分ほどで到着)。
ここのゴンドラ・リフト券は年齢階層が細かく分かれていて、70歳以上はプラチナ券で2千円でした。55歳未満の人の2/3の値段です。歳を取るといいこともありますね。さて9時にリフト終点から林道歩きが始まりました。
高原という名前のとおり標高差のあまりないアップダウンが続く雪道を歩いていきます。
時々雪をまとった美しい木々を目にします。
11時45分頃山頂到着。風が強く寒かったです。
晴れていると南アルプス南部の眺望を楽しむことができるのですが、この日は山脈の上部は雲に覆われていました。
午後2時半ごろ山頂駅に戻りました。
富士見台高原は名古屋からだと車で一時間半ぐらいの距離ですが、東京からですと4時間近くかかります。富士見の名前のつく場所としては東京からは、富士見パノラマスキー場が近いですね。富士見パノラマスキー場の上には入笠山があります。入笠山へはスキー場から1時間強のハイキングです。入笠山からは富士山の眺望を楽しむことができますから、二つの富士見の命名の由来は異なるかもしれませんね。