パソコンやスマートフォンの入出力に音声を使うことが増えていると思います。例えばwindowsの新しいOS windows11では、ショートカット(ウインドウズキー+H)で音声入力機能を簡単に立ち上げることができます。
このこのエントリーも音声入力を使って書いているのですが、かなり簡単に書き込むことができます。
私は音声入力が増えてきた理由の1つは人工知能の発達だと考えています。そしてもう1つの理由は在宅勤務によって1人で仕事をする場合、周囲の人を気にすることなくパソコンに話しかけることができるからだと考えています。
音声入力を使って生産性を上げる簡単な方法はGoogle検索を音声で行うことです。たとえば「OKグーグル、渋谷区の人口は?」と話しかけると「2016年5月1日の渋谷区の人口は221,801人です」という返事が返ってきます。少し古いデータですが、おおよその見当をつける場合には役に立ちます。
自宅で仕事をしていて、「知りたいな」と思うことが出てきた場合、手を止めずにGoogleに話しかけると簡単に解決することも多いでしょう。
音声入力を使うかどうか?またどのように使うか?で生産性に大きな差が出る時代がきていると考えるべきでしょう。
次に音声入力を使ってメモを取ることを考えてみましょう。
私はandroidスマートフォンを使っていますがこの場合役に立つのは、Googleの無料メモアプリKeepです。Keepはクラウド上のアプリで、パソコンからもスマートフォンからもアクセスすることができます。
さらには対応しているスマートウオッチから音声でメモを作成することも可能です。車を運転しながら「高速料金は〇〇円」とメモを残すこともできるので経費精算も簡単ですね。
写真はパソコン上で年末登山のアクセスメモを作成し、同じ車でいく仲間にメールで配信するものです。パソコン上の音声入力アプリを立ち上げ音声入力とキーボード操作でメモを書きます。Keepはグーグルカレンダーとの相性が良く、リマインダー機能を使うとグーグルカレンダーからこのメモを見ることができます。またメモを仲間と共有する場合は~現在はこの機能はパソコン版にはなくスマートフォンからの操作になりますが~Facebookのグループで共有することや携帯メールから個別に送ることが可能です。
人にもよりますが、一般にシニアの人は「フリック入力」が苦手、という人が多いと思います。フリック入力をできるだけ使わずに文章を入力する方法が音声入力です(記号の入力や改行操作は画面から行った方が早いと思いますが)。
音声入力を積極的に活用してメモを作り、活動と思考の範囲を広げるのはもとしいことだと思います。なお音声入力をやりだしてわかったことですが、きちんと発音しないとパソコンやスマートフォンが正しく反応してくれません。
副次効果ですが音声入力は滑舌の改善につながると思いました。