金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

グーグルマップで緯度経度を活用する

2022年12月16日 | デジタル・インターネット
 グーグルマップは緯度経度と連動しています。グーグルマップでその場所の緯度経度を知ることもできますし、緯度経度のデータからグーグルマップに印をつけることもできます。
 前者つまりグーグルマップから緯度経度を知る方法は、山などで遭難した時に自分の現在位置を知らせるのに便利な方法です。
緯度経度の調べ方は「現在地」マーク(経路→の上の〇)を押し、現在地を表示します。現在地を長押しすると赤いマークが立つとともに上部検索バーに数字が表れます。この数字は左から北緯と東経を示しています。
つまり35度73分〇〇秒〇〇と緯度と139度52分〇〇秒〇〇という経度を示しています(プライバシー保護の点から秒以下は〇〇としました)
これで現在地の緯度・経度がわかる訳です。

次は緯度経度のデータからグーグルマップに印をつける方法です。
これは今年の秋にネパールの学校を訪問した時、学校の緯度経度を現場で把握し、後日グーグルマップにプロットする時に使いました。
 グーグルのタイムラインも起動していったのですが、この時はタイムラインが必ずしも正確なデータを保存しなかったのでアナログな方法が助けになりました。
 具体的な方法は施設名・緯度経度・その他情報(任意)をエクセルシートに保存し、グーグルの「マイマップ」でそのエクセルシートを取り込んで地図にマークを表示するというものです。
 緯度経度データをグーグルマップを連動することで、ビジュアルな資料作りが可能になるでしょうね。

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政策金利引き上げ持続予想と小売売上高減少で米国株大幅安

2022年12月16日 | 投資
昨日(12月15日)米国株は大きく値を下げた。S&P500は2.5%、ナスダックは3.2%、ダウは2.2%値を下げた。
 株価が大きく下落した理由は2つある。一つは米連銀と欧州中銀がインフレ抑制のため来年も政策金利の引き上げを続ける姿勢を明確に打ち出したことだ。これで今週前半の11月の消費者物価上昇率の鈍化が金利政策の転換点になるという楽観的な見方が一気に後退し弱気ムードが広がった。
 また商務省が発表した11月の小売売上高が前月比0.6%減少したことに投資家はリセッションの足音を聞いたようだ。
 11月の小売売上高は前年同月比6.5%の増加にとどまった。一方11月の消費者物価指数は前年同月比7.1%増加した。小売売上高はインフレ調整をおこなっていない数字なので、物価上昇に押されて消費者が裁量的支出を抑え、生活必需品の支出にお金を回したことが読み取れる。
 「景気減速の中の政策金利高」という板挟みが投資家を悩ませる。
 WSJによるとナスダックが2%以上、上下した日が今年は84回あったそうで、これは過去20年間で一番多いということだ。過去であれば、激しい値動き(WSJはむち打ち症whiplashという言葉を使っている)に投資家はもっと驚いたろうが、今年は慣れっこになっているようだ。
インベスコのグローバル・マーケット・ストラテジストは、連銀が政策金利の引き上げを止めるまで荒っぽい値動きが続きそうだと述べていた。
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