金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

冬に咲く桜の思い出

2022年12月01日 | うんちく・小ネタ
昨日都内で冬に咲く桜を2つみました。一つは皇居乾通りに咲いていた桜で「シキザクラ」という札がついていました。
もう一つは私の自宅に近い西東京市のいこいの森公園に咲いていた桜でこちらには「十月桜」という札がついていました。

秋から冬にかけて咲く桜というと思い出すのがネパールで咲いていたヒマラヤザクラです。ヒマラヤザクラは、春と秋年2回咲きます。
この桜はマルディヒマールからの下山時に標高2千メートル弱の山里で見かけたものです。
一説によると桜は本来秋に咲いていたもので、品種改良により春に咲くことになったとか。
 ヒマラヤザクラや日本の冬桜(十月桜や寒緋桜など)は桜の原種に近いのでしょうね。冬桜を見るとネパールが懐かしくなりました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パウエル議長の一言でダウは弱気相場を抜け出した

2022年12月01日 | 投資
 昨日は11月の月末。この日米連銀のパウエル議長の一言で米国株は躍進した。ダウは737ポイント2.18%上昇し、S&P500は3.1%、ナスダックは4.4%上昇した。
 ダウは今年9月の底値から20%上昇し、テクニカルには弱気相場を脱出した。
 WSJはパウエル議長の発言を次のように紹介していた。
 Nothing like a few well-chosen words to turn the tide.
 「選び抜かれた言葉ほど流れを変えるものはない」
 パウエル議長は昨日ブルッキングス研究所で「連銀は12月の政策決定会合で政策金利の引き上げ幅を0.5%にするだろう」という趣旨の発言をしたが、これが選び抜かれた言葉という訳だ。
 一方でパウエル議長は、インフレとの戦いはまだ終わっておらず、今後どれ位の利上げが必要なのか、いつまでつづくのかといった疑問が残っていると注意を促した。
 ただし昨日は投資家は自分たちが聞きたいことを聞いたようだ。
 それにしても金融政策の決定者にしろ、政治家にしろ、言葉で世の中の流れを変えていく人に重要なことは「言葉を選び抜く」ということだ。だが昨今の日本の状況を見ていると言葉が軽過ぎる。これでは流れを変えることはおろかまともに話を聞いてもらえないだろう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする