12月、風が冷たい。私にとって燻製の季節が来た。この冬最初の燻製は卵と豆腐から。
卵はゆで卵を作り、塩・砂糖の調味液で煮る。手元のレシピに従って「水3カップ、砂糖30g、塩35g」の調味液の中でゆで卵を5分間煮て、火を止めてそのまま1.5時間ほど浸しておいた。
スモーカーの中に入れて100度程度で15分ほど熱燻すると写真の燻製卵が出来上がり。
食べてみると予想より塩辛い。調味液の塩の量を減らすか浸けておく時間を短くする必要がある。
続いて豆腐の燻製。木綿豆腐2丁の上から塩をふりかけ、その後重しをかけて水切りをする。レシピには「厚みが半分ぐらいになるまで」とあるが、2時間経って結構水分が抜けたようなので、厚みは半分まで減っていないけれど次の行程に移った。
庭の風通しの良いところに食材用ネットを吊るし、その中で2時間風乾した。その後100度の温度で30分熱燻すると写真の燻製豆腐が出来上がった。
薄く切って少し醤油を付けて食べるとウイスキーの水割りによく合った。少しスモークの香りが強いので燻製時間をもう少し短くした方が良かったようだ。
卵・豆腐ともチップは昨年買って余っていたリンゴを使った。レシピのとおり作っても、また去年と同じように作っても、その時々で味や風味が異なるのが、手作りの燻製の面白さだ。
今回は準備時間の短い食材で足慣らしをしたが、年末には時間のかかるイカかタコの燻製に取り組もう。